新形式の内容や、対策が気になる方は以下の記事をご覧ください。
VERSANTスピーキングテスト(旧形式)の概要
旧形式のVERSANTスピーキングテストは、約20分間で6パート、合計63問の問題に音声で答えるテストです。自宅やオフィスなどどこからでもスマホ一台で受けることができ、結果もすぐに見られます。
6つのパートは以下の通りです。Part Aだけは文字情報が出てきますが、それ以外はすべて音声のみで流れてくる指示にしたがって、スピーキングで解答していくことになります。
partA 音読(8問) | 画面に出てくる文字を音読する |
Part B リピート(16問) | 流れてくる音声を覚えて、リピートする |
Part C 語彙(24問) | 質問に対し、適切な語彙を単語で答える |
Part D Sentence Build(10問) | ランダムで流れてくる文のパーツを組み合わせて、文法的に成り立つ文を作る |
Part E Retelling(3問) | 30秒ほどの短いストーリーを聞いて、その内容を自分の言葉で説明する |
Part F Opinion(2問) | 40秒ほどで、テーマに対する自分の意見を述べる |
Versant スピーキングテスト(旧形式)の採点基準
各パートのパフォーマンスは録音され、Pronunciation(発音), Fluency(流暢性), Sentence Mastery(文章構文), Vocabulary(語彙)の4つの項目で計測され評価されます。パートごとにこの四つのうちどの項目の評価に使用されるかが公開されており、パートと評価項目の関係は以下の図ようになります。
出典:https://www.scribd.com/document/430422069/Versant-English-Test-Description-Validation-Report
上部にある4項目が評価項目、中央の矢印はそれぞれの項目が出題されるパートのどれに結びついているかをさしています。最下部にある長方形は各問題をさしており、青色が塗られているものは評価の対象にならないことを示します。
Part F Opinionが青色になっていますが、こちらはコンピューターによる採点の対象にはなりませんが、より長い発話のサンプルを取るための設問だということです。
評価項目はスピーキングのパフォーマンスをもとにコンピューターで計算されています。ぞれぞれの4つの項目について、もう少し詳しく見てみましょう。
文の中で、ネイティブのように母音、子音と、強勢を産出する力。フレーズの中で使われる単語の音声学的知識によってパフォーマンスが測られる。
文の組み立て、リピート、音読時のリズム、フレージング、タイミングで測られる
文の中で英語のフレーズや節を理解し、記憶し、産出する力。意味のある文構造の中での文法の正確さと適切な語彙、フレーズ、節を使うパフォーマンスで測られる。
発話される文の中の日常語彙の理解と産出能力。日常語彙の形式と意味の熟達度合いで測られる。
旧形式について出題と評価項目を整理しましたが、新形式はこの内容に基づいて、リスニングにフォーカスする内容が追加されています。
新形式の内容や、対策が気になる方は以下の記事をチェック!VERSANT満点英語コーチが詳しく説明しています。
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2024年1月15日より、これまでVersant スピーキングテストと呼ばれていたスピーキングテストが、Versantスピーキング&リスニングテストにリニューアルされ、リスニング要素の比重が上がりました。
こちらの記事では「リニューアル前のVERSANTってどういう内容だったの?」と気になる方向けに、旧形式のVERSANTについて紹介していきます。