「語学教室でしっかりと語学を学びたいけど、費用がネック…」
そんなお悩みをお持ちの方に知ってほしいのが、厚生労働省の「一般教育訓練給付金」制度です。実はこの制度、英語や中国語などの語学教室・スクールでも利用できるのをご存知でしょうか?
中国語の講座でも、国の指定を受けた講座なら給付金を使えます。雇用保険などの条件を満たす人が修了すると、払った入学料と受講料の2割(最大10万円)が戻ります。ただし、すべての教室が対象ではありません。
本記事では、一般教育訓練給付金の仕組みや対象の講座、そして実際に中国語教室・英語教室でどのように活用できるのかをわかりやすく解説します。
給付金対象の中国語・英語講座を提供している当スクールの特徴もご紹介しますので、語学学習に興味のある方はぜひ最後までご覧ください!
- 語学講座の多くは「一般教育訓練」で、修了すると払った受講費用の2割(上限10万円)を受け取れる
- 中国語の指定講座は、通学・オンラインあわせて10校以上にある(2026年9月時点)
- 使えるのは、雇用保険に3年以上(初めてなら1年以上)入っていた人。在職中でも、辞めてから1年以内でも使える
- 申請は、講座を修了した日の翌日から1か月以内にハローワークで行う
一般教育訓練給付金とは?
教育訓練給付制度には、講座のレベルに応じて3つの種類があり、戻ってくる割合が違います[1][2]。
| 種類 | 戻ってくる割合(上限) | 受講前の手続き |
|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 20%(10万円) | なし(事前の確認はできる) |
| 特定一般教育訓練 | 40%(20万円)、資格を取って就職などをすれば50%(25万円) | 受講前のキャリアコンサルティングなどが必要 |
| 専門実践教育訓練 | 50%(年40万円)から、条件によって最大80%(年64万円) | 受講前のキャリアコンサルティングなどが必要 |
検索システムで見つかった中国語の講座は、どれも「一般教育訓練」でした(2026年9月18日時点)[3]。そこでこの記事では、「一般教育訓練給付金」を中心に説明します。
対象者・支給条件
一般教育訓練給付制度とは、一定の条件を満たしている方が厚生労働大臣の指定する講座を受講し修了した場合、支払った受講費用の20%(最大10万円)がハローワークから支給される制度です。計算した額が4千円以下のときは支給されません[1]。働く人のスキルアップやキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的としています。
対象となるのは、次のような方です[1]。
「現在雇用保険に加入している」もしくは「過去に雇用保険に加入していた」方
- 受講を始める日に、雇用保険に入っていた期間が3年以上ある方(はじめて教育訓練給付を使う方は1年以上)
- 会社を辞めた方は、雇用保険の資格がなくなった日から受講を始める日までが1年以内であること
- 受講を始める日の前日から数えて3年以内に、教育訓練給付金を受け取っていないこと
- 厚生労働大臣が指定する「一般教育訓練」の講座を受講して、修了すること
※詳細は最寄りの公共職業安定所(ハローワーク)にお尋ねください
受講できる講座のジャンルとは
給付金の対象講座は非常に幅広く、主に以下のようなジャンルが対象です:
- 語学(英語・中国語・韓国語など)
- 資格取得(簿記、宅建、ITパスポート など)
- ビジネススキル(マネジメント、マーケティング など)
つまり、語学スクールも給付金の対象になり得るということです。
指定されている講座は全国で約16,000あり(2024年10月時点)、厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」で、学校名や講座名から探せます[2][3]。
中国語教室や英語教室(コーチング)も給付金対象になる?
給付金の対象になっている中国語の講座(2026年9月時点)
中国語の講座は英語に比べると少ないものの、中国語検定やHSKの対策、ビジネス会話などの講座が指定されています。検索システムで「中国語」と入れると、2026年9月18日時点の情報で、通学とオンラインをあわせて11校の講座が見つかりました[3]。通える範囲の教室に指定講座があるかは、検索システムで地域や学校名から確かめられます。
講座の数・受講できる教室・料金は学校ごとに違います。受講前に、講座の「指定期間」に受講開始日が入っているかを必ず確かめましょう[3]。
eラーニング(オンライン)の中国語講座
通学が難しい方は、検索システムで実施方法を「通信(eラーニング)」にして探すと、自宅で受講できる指定講座が見つかります。中国語のeラーニングの指定講座はまだ少なく、当スクール the courage(カレッジ)の講座も、そのうちの一つです[3]。
| 講座名 | 期間 | 目標 | 指定番号 |
|---|---|---|---|
| 中国語コース | 6か月 | HSK5級 | 1322054-2510012-0 |
| 中国語コース(3か月) | 3か月 | HSK5級 | 1322054-2520012-0 |
どちらも訓練経費(入学料+受講料)が50万円を超えるため、割引などを受けずに受講し、条件を満たして修了すれば、上限の10万円が戻ってきます。戻るのは実際に払った額の2割なので、割引で50万円を下回ったときは10万円に届きません[1]。指定期間は、6か月のコースが2025年4月1日〜2028年3月31日、3か月のコースが2025年10月1日〜2028年9月30日です[3]。
目標にしているHSK5級のレベルや難しさは、HSK5級の解説記事で確かめられます。
給付金を使って受講するときの流れや修了の条件は、the courage の給付金のページに載せています。6か月と3か月のコースのどちらが合うかは、無料カウンセリングのときに一緒に決めましょう。
特に、中国とのビジネスに関わる方や、アジア圏でのキャリアを考えている方にとっては大きなメリットになります。
英語の講座も対象になる
英語の指定講座は中国語よりずっと多く、TOEICや英会話の講座が全国で指定されています。検索システムで「英語」や「TOEIC」と入れると探せます[3]。the courage でも、TOEIC(Listening & Reading)650点以上を目指す「英語コース」(4か月)が指定を受けています[3]。
給付金を使って語学力アップするメリット
自己投資のコストが抑えられる
語学スクールは数万円〜数十万円の費用がかかる場合もありますが、給付金制度を使えば最大10万円の補助が受けられるため、自己負担を軽くすることができます。
キャリアアップ・転職で有利
TOEICやHSKのような資格試験での証明は昇進や転職時に大きなアピール材料になります。費用面のハードルを下げることで、将来のキャリアチャンスにもつながります。
学び直しの第一歩になる
「学生時代に勉強して以来…」という方も、給付金があることで「今こそ再チャレンジしよう!」と踏み出しやすくなります。
申請の流れと必要な手続き
申請タイミングと必要書類
受講前にハローワークで決まった手続きをしなくても給付は受けられますが、「自分が給付を受けられるか」「その講座が指定されているか」は、事前に確かめておくと安心です(支給要件照会)[1]。流れは次のとおりです。
- 受講前(任意):ハローワークで支給要件照会をする。照会票と本人確認書類を出す(来所・代理人・郵送・電子申請のどれか。電話ではできない)
- 講座の指定期間内に受講を始める
- 講座の修了条件(出席率や修了試験など)を満たして修了する
- 修了した日の翌日から1か月以内に、住所地のハローワークへ申請する
- 支給が決まると、指定した口座に振り込まれる
必要書類は次のとおりです[4]。
- 教育訓練給付金支給申請書
- 教育訓練修了証明書(学校が発行)
- 学校が発行した受講費用の領収書(クレジット払いの場合は契約の証明書)
- 教育訓練経費等確認書
- 本人・住居所の確認書類
- 個人番号(マイナンバー)の確認書類と身元確認書類
- 振込先の金融機関の通帳またはキャッシュカード(以前に出したことがある場合は不要)
- 返還金明細書(学校から費用の一部が戻ってきた場合のみ)
- 委任状(代理人が手続きする場合のみ)
注意点
- 受講開始日が、講座の「指定期間」の中に入っていないと対象になりません
- 修了できなかった場合は支給されません(修了の条件は講座ごとに違います)
- 支給は修了後なので、受講料はいったん全額を自分で払います
- 申請の期限(修了日の翌日から1か月以内)を過ぎると受け取れません
よくある質問
筆者プロフィール
国家資格キャリアコンサルタント/語学コーチングスクール代表
日本で最初の語学コーチングスクールPRESENCEにて700名以上の受講生の語学学習をサポート、コーチの育成、中国語コーチング立ち上げを行う。語学学習を通じて、一人一人が「自分の人生を自分で決める勇気」を持てるようにという想いでthe courage(カレッジ)を設立。(設立の想いはこちら)雑誌『プレジデント』から取材を受け、「中国語学習にAI(ChatGPT)を活かす方法」の記事が掲載されるなど実績多数。学びを通じたキャリアの再構築や、語学力を武器にした転職・昇進なども応援しています。
中国語・英語を、本気で伸ばしたいあなたへ
the courage(カレッジ)では、一般教育訓練給付金の対象となる「中国語コース(中国語コーチング)」「英語コース(英語コーチング)」を提供しています。
忙しい社会人でも成果が出せるよう、完全個別カリキュラム&専属コーチのサポート体制で、短期間で効率的に語学力を伸ばすことができます。
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無理な勧誘など一切ございませんので、是非一度コーチとお話しください。
出典・参考
- ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付金」 https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_education.html ― 3つの種類と給付率、一般教育訓練の対象者と支給額、申請期限、支給要件照会
- 政府広報オンライン「教育訓練給付金があなたのキャリアアップを支援します」(2025年6月30日) https://www.gov-online.go.jp/article/201408/entry-8115.html ― 制度の全体、指定講座の数、特定一般・専門実践の手続き
- 厚生労働省「教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム」 https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/ ― 中国語・英語の指定講座(2026年9月18日時点の情報)、講座ごとの指定番号・指定期間・実施方法
- ハローワーク「一般教育訓練の教育訓練給付金のご案内」 https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/kyouiku_kyufu.pdf ― 支給申請の期限・提出先・提出書類・申請の方法、会社の補助や割引があったときの計算、含まれない費用、対象の期間の延長
- 厚生労働省「ハロートレーニングについて知る(ハロトレ特設サイト)」 https://www.mhlw.go.jp/hellotraining/about/ ― ハロートレーニングの対象、受講料が無料(テキスト代は自己負担)、ハローワークでの申し込み





















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