日常会話でもビジネスシーンでもよく使うので、この記事を最後まで見てしっかりと自分のものにしていきましょう。
この記事では
- 日付の言い方・尋ね方
- 曜日の言い方・尋ね方
- 時間(時刻)の言い方(◯時◯分◯秒です)
- 時間(時刻)の尋ね方(何時何分ですか?)
- 今日・明日などの表現
- 一日の中の時間帯を表す表現(午前・午後など)
- 週を表す表現(来週・再来週など)
- いろいろな表現を組み合わせる(来週5月6日金曜の早朝4時など)
まで網羅的に解説していきます。
この記事の内容は全て以下の動画でも見れるので、ぜひ動画と合わせて確認してみてください。
日付の言い方・尋ね方
日付の言い方(◯月◯日です)
早速、日付の言い方からいきましょう。
最初に「年」「月」「日」の言い方をおさえます。
「年(ねん)」と「月(つき)」は中国語でも同じ漢字をつかい「年(nián)」「月(yuè)」と言います。
「日(ひ・にち)」に関しては「号(hào)」と「日(rì)」の2種類あり、日常会話やカジュアルな文章では「号(hào)」、フォーマルな文章では「日(rì)」を使います。話すときは主に「号(hào)」を使うので、ここでは「号(hào)」を使って説明していきます。
日本語:「今日は◯◯年◯月◯日です」
中国語:「今天是〇〇年◯月◯号(jīn tiān shì〇〇 nián ◯ yǜe ◯ hào)」
年の部分は数字を一つずつ読めば良いので意外とわかりやすいはずです。

後ほど説明しますが、月日だけであれば「是(shì)」は省略できるのですが、年まで言う場合は必ず「是(shì)」を入れる必要があるので忘れないようにしましょう。
日本語:「今日は◯月◯日です」
中国語:「今天是〇月〇号(jīn tiān shì〇〇 nián◯ yǜe◯ hào)」
カジュアルな会話では「是(shì)」を省略して「今天◯月◯号(jīn tiān ◯ yǜe◯ hào)」と言ってもOKです。

否定文の「今日は◯月◯日ではありません」であれば、動詞の「是(shì)」を否定するために「不(bú)」をつけて、「今天不是◯月◯号(jīn tiān bú shì◯ yǜe◯ hào)」と言います。
否定文の場合には「是(shì)」を省略することができないのもポイントです。

日付を表す場合、年まで含める場合と否定は「是」の省略はできないというのを覚えておきましょう!
日付の尋ね方
「今日は何月何日ですか?」と日付を尋ねたいときは、「◯月◯日」の数字の部分を知りたいので、数字を聞くときの疑問詞「几(jĭ)」を数字部分と置き換えます。

カジュアルな会話では「是(shì)」を省略して「今天几月几号?(jīn tiān jĭ yǜe jĭ hào ?)」と言ってもOKです。
疑問文は、これは疑問文だよという合図は1つだけ入れるというルールだったので、文末に「吗(ma)」をつけないようにしましょう。
ちなみに、「何月?」の部分を聞かずにただ「今日何日?」とだけ聞きたい場合はこちら。

理解度チェック
以下の単語と適切な数字を使って指定された文を作ってみましょう。全部で3問出題します。
(”~日”の表現は”号”を使ってください)
- 今天(jīn tiān):今日
- 月(yuè):~月
- 号(hào):~日
- 几(jǐ):何~
- 是(shi):前後がイコールであることを表す動詞
問題①
「今日は2024年9月12日です」
「今天是2024年9月12号」
問題②
「今日は9月12日です」
「今天是9月12号」or「今天9月12号」
問題③
「今日は何月何日ですか?」
「今天是几月几号?」or「今天几月几号?」
曜日の言い方・尋ね方
曜日の言い方
ここからは曜日の言い方を学びましょう。
まず、「週」の言い方は「星期(xīngqī)」と言って、これに一から六の数字をくっつけることで月曜から土曜日を表します。
数字についてはアラビア数字でも漢数字でも使えることがほとんどなのですが、曜日の時には漢数字を使うことが多いので、表記は漢数字にしてます。
月曜日 | 星期一 | xīngqīyī |
火曜日 | 星期二 | xīngqīèr |
水曜日 | 星期三 | xīngqīsān |
木曜日 | 星期四 | xīngqīsì |
金曜日 | 星期五 | xīngqīwǔ |
土曜日 | 星期六 | xīngqīliù |
日曜日 | 星期天/星期日 | xīngqītiān/xīngqīrì |
日曜日は「星期七(xīngqīqī)」かと思いきや、違います。「星期天(xīngqītiān)」が話し言葉、「星期日(xīngqīrì)」が書き言葉としてよく使われます。
ちなみに「週」を表す「星期(xīngqī)」は、他にも「礼拜(lǐbài)」「周(zhōu)」という言い方もあるので、月曜日は「星期一(xīngqīyī)」を「礼拜一(lĭbàiyī)」「周一(zhōuyī)」と言うこともできます。


公式LINEに登録して「曜日」とメッセージを送るとこの記事のスライドを全てダウンロードできるので、ぜひ保存して覚えましょう!
⬇️無料LINE登録はこちら⬇️
https://lin.ee/Hs4DICt
ちなみに、「木曜日は何て言うんだっけ?え~と~、一、二、三、四、だから、星期四(xīngqīsì)!」となると大変なので、おすすめとしては「木曜日は星期四(xīngqīsì)」というのをしっかり覚えると良いです。
月曜火曜は一二で割と迷いませんし、土曜日の六も結構覚えやすいです。
なので、木曜が四と覚えておけば、水曜はその前の三、金曜日はその次の五とわかって、コンプリートできます。おすすめの覚え方なので試してみてください。
ここからは「今日は〇曜日です」という言い方です。

カジュアルな会話では「是(shì)」を省略して「今天星期〇/礼拜〇/周〇(jīn tiān xīng qī 〇/lĭ bài〇/zhōu〇 )」と言ってもOKです。

そして、否定形は「今天不是星期〇/礼拜〇/周〇(jīn tiān bú shì xīng qī 〇/lĭ bài〇/zhōu〇 )」と言って、日付と同じように否定文で「是(shì)」を省略することはできません。
例えば、「今日は月曜日ではありません」は「今天不是星期一/礼拜一/周一(jīn tiān bú shì xīng qī yī/lĭ bài yī/zhōu yī )」と言います。
曜日の聞き方
では曜日の聞き方も確認しておきましょう。
「今日は何曜日ですか?」と聞きたいときには、「星期〇/礼拜〇/周〇xīng qī 〇/lĭ bài〇/zhōu〇 )」の「〇」の部分を疑問詞の「几(jĭ)」に置き換えます。

これもカジュアルな会話では「是」を省略することもできます。

ここまでで曜日については言い方も聞き方も分かったと思うので、理解度チェック問題を解いてみましょう。
理解度チェック
以下の単語と適切な数字や「天」「日」を使って指定された文を作ってみましょう。全部で4問出題します。
- 今天(jīn tiān):今日
- 周(zhōu):~曜日、週
- 星期(xīng qī):~曜日、週
- 礼拜(lǐ bài):~曜日、週
- 几(jǐ)):何~
- 是(shi):前後がイコールであることを表す動詞
- 不(bù)):否定を表す副詞
問題①
「今日は月曜日です」
「今天是周一/星期一/礼拜一」or「今天周一/星期一/礼拜一」
問題②
「今日は日曜日です」
「今天是周日/星期日・星期天/礼拜日・礼拜天」or「今天周日/星期日・星期天/礼拜日・礼拜天」
問題③
「今日は何曜日ですか?」
「今天是周几?/星期几?/礼拜几?」or「今天周几?/星期几?/礼拜几?」
問題④
「今日は金曜日ではありません」
「今天不是周五/星期五/礼拜五」
時刻の言い方
何時何分何秒を伝えるときには、次の3つの単位を使います。
〜時 | ~点 | diǎn |
〜分 | ~分 | fēn |
〜秒 | ~秒 | miǎo |

カジュアルな会話では「是(shì)」を省略してもOKです。
時刻を表す時も、アラビア数字を使っても漢数字を使っても良いのですが、読み方を分かりやすくするために、ここでは中国語の方は漢数字で表記します。
また、何時だけ、あるいは何時何分だけ伝えれば良いという場合には「〇点(diăn)」や「〇点(diăn)〇分(fēn)」まで言えばOK!ですので、「现在是五点(xiàn zài shì wǔ diăn)」や「现在是五点十二分(xiàn zài shì wǔ diăn shí èr fēn)」という言い方をします。
ちなみに「〜時」と言うとき、フォーマルな文では「时(shí)」という単位を使うこともありますが、会話やそれほどフォーマルでない文章では「点(diǎn)」を使うのが一般的です。
30分は「半(bàn)」、15分は「刻(kè)」 と言いいます。

また、5時45分は「あと15分で6時」という意味で「差一刻到六点(chà yí kè dào liù diăn)」という言い方もできますが、よく使うのは「半(bàn)」、15分は「刻(kè)」なので、この2つを覚えておきましょう。
否定形ではやはり「是(shì)」を省略せずに「现在不是〜(xiàn zài bú shì)」と言います。
例えば、「今は5時20分ではありません」は「现在不是五点二十分(xiàn zài bú shì wŭ diăn èr shí fēn)」ですね。
ここで何時何分の「◯点◯分」、この数字部分の部分の読み方について解説します。時刻を表す「~点」「~分」「~秒」はすべて序数として扱われるため、基本的には数字を漢数字に変え、それを中国語読みすれば問題ありません。

序数というのは「順番を表す数」、ナンバリングのことですが、なぜ時刻の表現が全て序数なのかというと、時間は量ではなくて、1、2、3というナンバリングだからです。
なので、「一点」や「十一点」の「一」は序数を表すため声調を変えず、元々の第一声で読むのが一般的です。

ただ、一点の発音には揺れがあり、「yì diǎn」と読まれることもあります。
現代の中国では「~点」を序数として考えるのが主流なので、一般的には「yī diǎn」が標準的な読み方とされています。
2時の時だけ、注意です。序数を表すにも関わらず慣用的に「两点」と読まれます。これは由来の話なんかもあるにはあるのですが、あまり深く考えずに例外的なものとして覚えるのが良いです。
〇分の読み方
「〇分」の数字部分の読み方についてですが、数字部分が一桁の場合、「零」を加えてから数字を言います。ただ、ちょうどピッタリで、0分だと言いたい時には「零」を一回言えば良いです。

このように言うのは何分なのかもきっちり伝えなければならない場面というだけで、普通の会話であればただ五点とだけ言うことがほとんどです。
「~分」が序数を表すため、ここが「2」の場合、「零二分」と読むのが正しく、「零两分」は厳密には正しくないですが、日常会話では「零两分」も許容はされています。

数字部分が2桁の場合、普通に2桁の数字として読めばOK!漢数字に書き換えて、それを中国語読みするということです。

十の位が1の場合で、それをはっきり伝える必要がある場合には、「十」の前に「一」を加えて読みます。
5時12分→ 五点一十二分(wǔ diǎn yī shí’èr fēn)
ちなみに日常会話では、「◯点◯分」の「分」は省略しても良いです。

細かいのですが、10分の時は「十」とだけ言うことができず、「◯点一十wǔ diǎn yīshí」と言います。

〇秒の読み方
◯秒の読み方は◯分の読み方と基本的に同じです!いくつかの例で読み方を確認しましょう。


時刻の聞き方
時間を尋ねるときは、知りたい数字のところを「几」にして聞くことになります。

「现在是几点?(xiàn zà shì jĭ diăn ?)」と「现在几点?(xiàn zà jĭ diăn ?)」はどちらも「今は何時ですか?」という意味です。
「是(shì)」を省略した言い方はカジュアルな会話でよく使います。
「现在几点了?(xiàn zà jĭ diăn le ?)」
文末に変化を表す助詞「了(le)」をつけていることで、意味としては「今は何時になりましたか?」となります。単に今の時間を知りたいということであれば、意味が大きく変わるわけではないので、どれを使っても良いですが「现在几点了?(xiàn zà shì jĭ diăn ?)」などは良く使われるので、まずはこれから覚えていくのがおすすめです。
また、もし分や秒まで確認したい時は以下のように尋ねることができます。

ここまでで時間については伝え方も聞き方も理解できたかなと思いますので、理解度チェックで知識を定着させていきましょう!
理解度チェック
以下の単語と適切な数字を使って指定された文を作ってみましょう。全部で5問出題します。(”~時”の単位は”点”を使ってください)
- 现在(xiàn zài):今
- 点(diǎn):~時
- 分(fēn):~分
- 半(bàn):(時刻の)半
- 几(jǐ)):何~
- 是(shi):前後がイコールであることを表す動詞
- 不(bù)):否定を表す副詞
問題①
「今は5時です」
「现在是五点(xiàn zài shì wǔ diǎn)」or「现在五点(xiàn zài wǔ diǎn)」
問題②
「今は8時20分です」
「现在是八点二十分/八点二十(xiàn zài shì bā diǎn èr shí fēn/bā diǎn èr shí)」or「现在八点二十分/八点二十(xiàn zài bā diǎn èr shí fēn/bā diǎn èr shí)」
問題③
「今は4時半です」
「现在是四点半(xiàn zài shì sì diǎn bàn)」or「现在四点半(xiàn zài sì diǎn bàn)」
問題④
「今は6時ではありません」
「现在不是六点(xiàn zài bú shì liù diǎn)」
問題⑤
「今何時ですか?」
「现在是几点(xiàn zài shì jǐ diǎn)?」or「现在几点(xiàn zài jǐ diǎn)?」
今日・明日などの表現
日本語の今日・明日などを表す表現についてもここで一緒に覚えておきましょう。

これは何で?と考えるよりも暗記していく方が良い類のものですね。最初は慣れないので、少しずつ覚えていきましょう。
一日の中の時間帯を表す表現
ここからは「午前」「午後」など、一日の中の時間帯を表す言い方を学びましょう。
中国では24時制よりも、午前何時、午後何時ということの方が多いので、これらの表現は重要です。

ここまでの内容を組み合わせて、たとえば「午前11時」であれば「上午十一点(shàng wŭ shí yī diăn)」、「午後3時」は「下午三点(xià wŭ sān diǎn)」、「明日午前3時」は「明天凌晨三点(míng tiān líng chén sān diǎn)」と正確な時間を伝えることができます。
週を表す表現
最後に「今週」「来週」のような週を表す表現も学びましょう。

もし「来週の水曜日」と言いたい時などはこれに数字をつけて「下星期三(xià xīng qī sān)」「下礼拜三(xià lĭ bài sān)」「下周三(xià zhōu sān)」と言います。
これは「个(ge)」をくっつけて、例えば今週であれば 「这个星期(zhè ge xīng qī)」、来週であれば「下个星期(xià ge xīng qī)」、再来週であれば「下下个星期(xià xià ge xīng qī)」「下下个礼拜(xià xià ge lĭ bài)」と言うこともできます。
周(zhōu)の時にはこの「个(ge)」をくっつけられないので、ここだけ気をつけておきましょう。
これまでの内容を組み合わせると「来週の木曜日午前7時半」も言えますね。「下星期四上午七点半(xià xīng qī sì shàng wǔ qī diǎn bàn)」これでしっかり伝わります。
いろいろな表現を組み合わせる
ここまででいろいろな時間の言い方を学んできました。学んだことを組み合わせることで更に表現の幅が広がります。
「2024年9月1日午前9時」や「金曜日午後4時」のように、日付、曜日、時刻のいくつかを組みあわせて伝えることもありますよね。中国語で伝えるときはそのままつなげて言えばOKです。



ちなみに、カジュアルな会話ではここまで詳細の曜日や分までを話すケースは考えにくいので、この文については「是」は省略しない方が自然です。ここでも省略したから通じないということはないので、アンテナ立てる優先度は低く考えて良いです。
また2024年などについては、「二◯二四年」と表記することもできるのですが、ここでは分かりやすくアラビア数字を使って表記しています。
では、ここまでの内容について理解度チェック問題を解いて定着させましょう。
理解度チェック
以下の単語と適切な数字を使って指定された文を作ってみましょう。全部で4問出題します。(”~時”の単位は”点”を使ってください)
- 上午(shàng wǔ):午前9時前後から11時59分まで
- 下午(xià wǔ):13時頃から18時前後まで
- 早上(zăo shang):朝
- 晚上(wǎn shang):夜(日没後から24時前後まで)
- 凌晨(líng chén):0時過ぎから日の出前まで
- 明天(míng tiān):明日
- 点(diǎn):~時
問題①
「午前10時」
「上午十点(shàng wǔ shí diǎn)」
問題②
「夜8時」
「晚上八点(wǎn shàng bā diǎn)」
問題③
「午前2時」
「凌晨两点(líng chén liǎng diǎn)」
※「上午两点(shàng wǔ liǎng diǎn)」は×
問題④
「明日朝7時」
「明天早上七点(míng tiān zǎo shàng qī diǎn)」
本当にお疲れ様でした!
一回で完璧に覚えて使いこなすのはなかなか難しいので、この記事を繰り返し読んでしっかり自分のものにしていきましょう。
そして、今後気になった時に「そう言えば再来週って何て言うんだっけ?」と思った時などに該当箇所だけ見直すというのもとても良い使い方です。特に苦手なところは何度も見ておくと良いですね。
そして、知識とスキルは別物なので、たくさんの中国語に触れるということと、間違いを恐れずに自分でも使ってみることで使えるスキルに変えていきましょう。
迷わず、挫折せずに中国語を学びたいという方は、自分にあった学習方法をプロの中国語学習コーチに相談することがとても有効です。無料カウンセリングを実施していますので、ぜひ一度相談してみてください。
無料学習相談受付中
無理な勧誘など一切ございませんので、是非一度コーチとお話しください。
the courageの伊地知太郎です。今回は、中国語での日付や時間、曜日の言い方とその尋ね方について解説します。