「今はあまり年齢なんて聞かないよ」と感じる方もいるかもしれませんが、自分と相手の年齢差で呼び方を変えたり、距離のとり方を決めることもあるので、人間関係を築く上ですごく重要な要素にもなってきます。
あとは年齢と言っても「私は39歳です」のようにバシッとピンポイントで具体的な年齢を伝えることもあれば、「私は1980年代生まれです」「私は丑年です」という伝え方もあるので、今回は以下のことを全て学んで、その時々で適した言い方を選んで使えるようにしていきましょう。
- ピンポイントで具体的な年齢の伝え方、尋ね方
- ザックリと年代での伝え方、尋ね方
- 干支の伝え方、尋ね方
ピンポイントで具体的な年齢の伝え方
早速、年齢を具体的な数字でピンポイントで伝える方法から学びましょう!
「私は今年〇〇歳です」の中国語
まず年齢を伝える「私は今年〇〇歳です」という言い方ですが、2通りの表現ができます。例えば「私は39歳」と言いたい場合、
- 我三十九岁。(wǒ sān shí jiǔ suì)
- 我三十九岁了。(wǒ sān shí jiǔ suì le)
最初の「我〇〇岁」(wǒ◯◯ suì)はそのまま「私は〇〇歳です」の意味です。なので「我三十九岁。(wǒ sān shí jiǔ suì」は「私は39歳です」となります。
ただ、注意をしなければいけないのが「我〇〇岁(wǒ◯◯ suì)」は定型文で「私は〇〇歳です」という意味を表していて、間に「是(shì)」を入れることはできません。ですので「我是三十九岁。(wǒ shì sān shí jiǔ suì)」という言い方は、基本的にNGということです。
もう1つの言い方「我〇〇岁了(wǒ◯◯suì le)」は最後に「了(le)」がついてますよね。この「了」は「~になった」という変化を表す助詞です。
ですので、「我三十九岁了(wǒ sān shí jiǔ suì le)。」を直訳すると「私は39歳です」ではなくて、「私は39歳になりました」という訳になります。
「私は◯◯歳です」でも「私は◯◯歳になりました」でも伝える内容としては大きく変わらないのでどちらを使ってもOKです。
さらに「我(wǒ)」の後に「今年(ことし)」という意味の「今年(jīn nián)」を入れて「我今年〇〇岁(wǒ jīn nián◯◯suì)」「我今年〇〇岁了(wǒ jīn nián◯◯suì le)」と伝えてもOKです。どれも使える表現なので、ぜひこれらを使って自分の年齢を伝えてみましょう。
この「我〇〇岁(wǒ◯◯ suì)」、「我〇〇岁了(wǒ◯◯ suì le)」のような文には動詞がないですね。これは「◯◯岁(◯◯ suì)」という名詞、「何歳」という名詞が述語の箱に入っている形になってるので「名詞述語文」と呼ばれています。
すべての名詞が述語になって、こういう名詞述語文を作ることができるわけではなくて、年齢や日時、曜日、値段など一部の日常生活でよく話題にするものだけが「名詞述語文」を作ることができます。
まずは「年齢や日時、曜日、値段は主語の後にいきなりそういう名詞を持ってくる!」と覚えてしまえばOKです。是も含めた動詞はいらないということです!
「私は〇〇歳ではありません」の中国語
つづいて「私は39歳ではありません」という否定文の作り方も確認しましょう。
年齢を表す時には名詞述語文を使うので、その否定の仕方は少し特殊です。且つ「我〇〇岁(wǒ◯◯ suì)」と「我〇〇岁了(wǒ◯◯ suì le)」の否定はそれぞれ違う形になるので分けて解説しますね。
「我〇〇岁(wǒ◯◯ suì)」の否定は「我(wǒ)」の後ろに「不是(bú shì)」を入れて「我不是〇〇岁(wǒ bú shì◯◯ suì)(私は〇〇歳ではない)」と言います。肯定文では「是(shì)」を入れたらダメですが、否定文では必要です。
「我〇〇岁了(wǒ◯◯ suì le)」の否定は「我还没到〇〇岁(wǒ hái méi dào◯◯ suì)(私はまだ〇〇歳になっていない)」になります。
「我〇〇岁了(wǒ◯◯ suì le)」は「私は〇〇歳になった」という変化を表しているので、否定文を作るときは、その変化がまだ起こっていないという意味で「我还没到〇〇岁(wǒ hái méi dào◯◯ suì)」と作ることになります。
この「还没(hái méi)」は「まだなってない」という意味で、「到(dào)」はそこにいたるの意味なので、「还没到◯◯(hái méi dào◯◯)」=「◯◯にまだいたってないよ」という構造になってます。
否定の時は変化の了も外す必要もあります。否定はちょっと複雑でしたね。
ここまでの内容を理解できたかという確認と、さらには定着させるというために、ここで理解度チェック問題を解いてみましょう。
理解度チェック
以下の単語を使って指定された文を作ってみてください。全部で5問出題します。
- 我(wǒ):私
- 今年(jīn nián):今年
- 三十二(sān shí èr):32
- 二十五(èr shí wǔ):25
- 岁(suì):~歳
- 是(shì):前後がイコールであることを表す動詞
- 不(bù):否定を表す副詞
- 了(le):変化を表す助詞
問題①
「私は32歳です」
※2パターンの言い方があります。
「我三十二岁(wǒ sān shí èr suì)」or「我三十二岁了(wǒ sān shí èr suì le)」
問題②
「私は今年25歳です」
※2パターンの言い方があります。
「我今年二十五岁(wǒ jīn nián èr shí wǔ suì)」or「我今年二十五岁了(wǒ jīn nián èr shí wǔ suì le)」
問題③
「私は25歳ではありません」
「我不是二十五岁(wǒ bú shì èr shí wǔ suì)」
問題④
「私はまだ25歳になってません」
「我还没到二十五岁(wǒ hái méi dào èr shí wǔ suì)」
問題⑤
「私は32歳ではありません」
「我不是三十二岁(wǒ bú shì sān shí èr suì)」
ピンポイントで具体的な年齢の尋ね方
ではここから具体的な年齢を聞くときはどうするのか?を学んでいきます。年齢を聞く時は、相手が子供なのか、大人なのか、或いは年配の方なのかという3パターンで表現を使い分けると良いです。
相手が子供の場合
相手が10歳以下くらいだなと思われる子どもであれば、数を聞くときの疑問詞「几(jǐ)」を使います。中国語の疑問詞は「知りたいところに置く」というのが基本です。
今回は「あなたは◯◯歳です」という「你◯◯岁(nǐ ◯◯suì)」や、「あなたは◯◯歳になりました」という「你◯◯岁了(nǐ ◯◯suì le)」の◯◯部分が知りたいので、ここに「几(jǐ)」を置きます。
你几岁(nǐ jǐ suì)?
你几岁了(nǐ jǐ suì le)?
ただ、この「几(jǐ)」は決まった範囲内や10以下だろうなと想定される時に使う疑問詞なので、大人にこの表現を使ってしまうとすごく変なことになってしまいます。日本語でいうと「今何歳?」みたいな、子供にきく時の感じですね。
相手が10歳以上の場合や大人の場合
相手が10歳以上だなと思う場合や大人の場合はこのように聞きます。
你多大?(nǐ duō dà)
你多大了?(nǐ duō dà le)
多(duō)は「多い」という形容詞として使うこともあるのですが、形容詞の前に置いて、疑問副詞として「どれくらい◯◯」の意味で使うことができます。どんな形容詞の前でも使えるということではなく特定の単音節形容詞とセットで使うことができます。
この「大(dà)」というのは「年齢が高い」という意味を表す形容詞なので、多大は直訳すると「どれくらい年齢が高いんですか?」つまり「何歳なんですか?」を尋ねるフレーズになります。
ただ、繰り返しになりますが、ここではあまり難しく考えすぎると分かりにくくなるので、定型文として覚えてしまいましょう。
相手が年配の方の場合
敬って、丁寧に聞くので少しだけ文が長くなります。いろんな表現がたくさんありますが、代表的なものを覚えましょう。以下が代表的な聞き方です。
您多大年纪?(nín duō dà nián ji)
您多大年纪了? (nín duō dà nián ji le)
您多大岁数?(nín duō dà suì shu)
您多大岁数了? (nín duō dà suì shu le)
「了(le)」はやはり「〜になった」のように変化を表す助詞で、あってもなくても大丈夫です。
理解度チェック
では、ここまでの内容について、理解度チェックテストをやって、知識を定着させていきましょう。
以下の単語を使って指定された文を作ってみてください。全部で2問出題します。
- 你(nǐ):あなた
- 几岁(jǐ suì):(10歳以下と思われる人に)何歳、いくつ
- 多大(duō dà):(10歳以上と思われる人に)何歳、いくつ
- 是(shì):前後がイコールであることを表す動詞
- 了(le):変化を表す助詞
問題①
(10歳以下と思われる人に)何歳?
※了はつけてもつけなくてもOK
「你几岁(nǐ jǐ suì)?」or「你几岁了(nǐ jǐ suì le)?」
問題②
(10歳以上と思われる人に)おいくつですか?
※了はつけてもつけなくてもOK
「你多大(nǐ duō dà)?」or「你多大了(nǐ duō dà le)?」
ザックリと年代での伝え方
ザックリと年代での伝え方
年齢については、同年代なのか、5歳離れてるのか、10歳離れてるのかなど、だいたいの年齢がわかれば良い場面も多いので、ここからはそのような時に使える表現を学んでいきましょう。
なかなか中国語らしい表現だなと思うのですが、「我是◯◯后(wǒ shì◯◯hòu)」という言い方があります。
この「〇〇后(◯◯hòu)」というのは、「この年代以降に生まれた人」という意味で「私は〇〇年代生まれです。」という意味で使います。ちなみに后というのは日本語だと「後(あと)」です。
数字の読み方は一つずつ読めばOKです。
ちなみに「95后(jiǔ wǔ hòu)」「85后(bā wǔ hòu)」のように5年刻みで言うこともできます。
これを「是述語文」を使って、「私=1980年代生まれ」、「我是80后(wǒ shì bā líng hòu)」とすれば「私は1980年代生まれです」という文を作ることができます。
ではここでも理解を定着させるためにも理解度チェック問題を解いてみましょう。
理解度チェック
以下の単語を使って指定された文を作ってみてください。全部で2問出題します。
- 我(wǒ):私
- 70后(qī líng hòu):1970~1979年の間に生まれた人
- 95后(jiǔ wǔ hòu):1995~1999年の間に生まれた人
- 是(shì):前後がイコールであることを表す動詞
- 了(le):変化を表す助詞
問題①
「私は1970~1979年の間に生まれた人です」
我是70后。(wǒ shì qī líng hòu)
問題②
「私は1995~1999年の間に生まれた人です」
我是95后。(wǒ shì jiǔ wǔ hòu)
ザックリと年代での尋ね方
ザックリと年代での尋ね方
ここからは「あなたはどの年代生まれですか?」と尋ねる場合についてですが、「年代(nián dài)」の情報を知りたい、つまり「我是◯◯后(wǒ shì◯◯hòu)」の◯◯部分を知りたいので、〇〇を疑問詞に置き換えて質問します。
ここで使うのが数字を聞きたい時の疑問詞、「几(jǐ)」を使います。「〇〇」の部分に「几几(jǐ jǐ)」あるいは「几零(jǐ líng)」をあてはめて、更にわたしの「我(wǒ)」もあなたの「你(nǐ)」にして、以下のようにします。
你是几零后(nǐ shì jǐ líng hòu)?
你是几几后(nǐ shì jǐ jǐ hòu)?
これで、「あなたはどの年代生まれですか?」という文です。「你是几零后(nǐ shì jǐ líng hòu)?」と「你是几几后(nǐ shì jǐ jǐ hòu)?」の違いとしては、「你是几零后(nǐ shì jǐ líng hòu)?」は十の位だけ聞いているので、「我是80后(wǒ shì bā líng hòu)」や「我是90后(wǒ shì jiǔ líng hòu)」のように10年刻みでの答えが返ってきやすいです。
つまり、本当は「85后(bā wǔ hòu)」の人に「你是几零后?(nǐ shì jǐ líng hòu)」と聞いても、ざっくりと「我是80后」の回答しか返ってこないかもしれません。
一方で「你是几几后(nǐ shì jǐ jǐ hòu)?」は一の位と十の位両方聞いているので、「我是85后(wǒ shì bā wǔ hòu)」や「我是90后(wǒ shì jiǔ líng hòu)」のように5年刻みでの回答を求めてるということになります。
否定の作り方に関して、「我是◯◯后(wǒ shì ◯◯hòu)」は「是(shì)」述語文なので、シンプルに「是(shì)」の前に「不(bù)」を入れて「我不是◯◯后(wǒ bú shì ◯◯hòu)」にすればOKです。
我不是90后(wǒ shì jiǔ líng hòu)
ではここまでの内容を理解できてるか、理解度チェック問題で確認していきましょう。
理解度チェック
以下の単語を使って指定された文を作ってみてください。全部で3問出題します。
- 你(nǐ):あなた
- 几几后(jǐ jǐ hòu):生まれた年代を尋ねる疑問詞(十の位と一の位両方聞く)
- 几零后(jǐ líng hòu):生まれた年代を尋ねる疑問詞(十の位のみ聞く)
- 是(shì):前後がイコールであることを表す動詞
問題①
(十の位のみ知りたい場合)あなたはどの年代生まれですか?
「你是几零后(nǐ shì jǐ líng hòu)?」
問題②
(十の位と一の位両方知りたい場合)あなたはどの年代生まれですか?
「你是几几后(nǐ shì jǐ jǐ hòu)?」
問題③
「私は1995~1999の間に生まれた人ではありません」
「我不是95后(wǒ bú shì jiǔ wǔ hòu)」
干支の伝え方
干支の伝え方
ここからは干支で伝える方法を学びましょう。まず、「干支(えと)」は「生肖(shēng xiào)」または「属相(shǔ xiàng)」と言い、「十二支(じゅうにし)」は「十二生肖(shí èr shēng xiào)」と言います。
自分の干支を伝えるときは日本語と同じように「干支を表す動物」で伝えます。12支、つまり12の動物を中国語で何ていうのかを確認しましょう。
子(ね) | ネズミ | 鼠 (shǔ) |
丑(うし) | ウシ | 牛 (niú) |
寅(とら) | トラ | 虎 (hǔ) |
卯(う) | ウサギ | 兔 (tù) |
辰(たつ) | リュウ | 龙 (lóng) |
巳(み) | ヘビ | 蛇 (shé) |
午(うま) | ウマ | 马 (mǎ) |
未(ひつじ) | ヒツジ | 羊 (yáng) |
申(さる) | サル | 猴 (hóu) |
酉(とり) | トリ(ニワトリ) | 鸡 (jī) |
戌(いぬ) | イヌ | 狗 (gǒu) |
亥(い) | イノシシ | 猪 (zhū) |
※最後の「猪」は日本では「イノシシ」ですが、中国ではブタの意味になります。
干支の伝え方は「我属〇(wǒ shǔ ◯/私の干支は〇です)」と「我是〇年生的(wǒ shì◯nián shēng de/私は〇年生まれです)」の2種類があります。
まず「我属〇(wǒ shǔ ◯)。」ですが、この「属(shǔ)」は「干支が何か」を表す動詞で、〇に動物の名前を入れます。干支が牛であれば「我属牛(wǒ shǔ niú)」といい、羊であれば「我属羊(wǒ shǔ yáng)」ですね。
これらの動物を中国語で言う時、言い方が2通りあり、書き言葉ではそのまま「鼠(shǔ)」「虎(hǔ)」「兔(tù)」、話し言葉では「老鼠(lǎo shǔ)」「老虎(lǎo hǔ)」「兔子(tù zi)」と言います。
日常会話の中で「我属鼠/虎/兔(wǒ shǔ shǔ/hǔ/tù)」と言っても間違いではないのですが、口語的な言い方で「我属老鼠/老虎/兔子(wǒ shǔ lǎo shǔ/lǎo hǔ/tù zi)」と言うと、より自然に聞こえます。
ちなみに、さるも中国語では書き言葉の「猴(hóu)」と話し言葉の「猴子」の両方がありますが、なぜか「我属猴(wǒ shǔ hóu)」「我属猴子(wǒ shǔ hóu zi)」両方会話で使われてる印象です。
混乱しそうだなという方はねずみ、トラ、うさぎ、さるは会話では2文字の「老鼠(lǎo shǔ)」「老虎(lǎo hǔ)」「兔子(tù zi)」「猴子(hóu zi)」を使うと考えておきましょう。
そして、「属(shǔ)」は動詞なので、もし否定形を作る場合には「我不属〇(wǒ bù shǔ ◯)」と言います。
また、干支の部分を強調して「我是属〇的(wǒ shì shǔ ◯de)」や「我属〇的(wǒ shǔ ◯de)」とも言えますが、意味は「我属〇(wǒ shǔ◯」と同じです。否定形は「我不是属〇的(wǒ bú shì shǔ ◯de)」です。
厳密には是的構文という強調構文が使われていますが、あまり深く考えずに定型文として覚えてしまっても良いです。
つづいて、「我是〇年生的。(wǒ shì ◯nián shēng de)の表現も覚えましょう。
例えば、「私は丑年です」なら「我是牛年生的(wǒ shì niú bián shēng de)」と言います。これも強調構文の是的構文で干支の部分を強調していて、否定形は「我不是〇年生的(wǒ bú shì◯nián de)」です。少し省略して「我不是〇年的(wǒ bú shì◯nián de)」と表現することもあります。
ここまでで干支の伝え方は大丈夫そうですね。伝える時には自分の干支を言うことが圧倒的に多いと思うので、まずは自分の干支をあてはめて声に出してみましょう。
では、ここまでで自分の干支を伝える方法が分かったと思うので、理解度チェック問題を解いてみましょう。
理解度チェック
以下の単語を使って指定された文を作ってみてください。全部で4問出題します。
- 我(wǒ):私
- 马(mǎ):午年、馬
- 属(shǔ):干支が何かを表す動詞
- 是属〜的(shì shǔ ~ de):干支を表す定型文
- 属〜的(shǔ ~ de):干支を表す定型文
- 是〜年生的(shì ~ nián shēng de):「◯年生まれです」
- 不(bù):否定を表す副詞
問題①
「私の干支は午年です」(“属”を使って作文してください)
「我属马(wǒ shǔ mǎ)」or「我是属马的(wǒ shì shǔ mǎ de)」or「我属马的(wǒ shǔ mǎ de)」
問題②
「私は午年生まれです」(“是〜年生的”を使って作文してください)
「我是马年生的(wǒ shì mǎ nián shēng de)」
問題③
「私の干支は午年ではありません」(“属”を使って作文してください)
「我不属马(wǒ bù shǔ mǎ)」or「我不是属马的(wǒ bú shì shǔ mǎ de)」
問題④
「私は午年生まれではありません」(“是〜年生的(shì~nián shēng 的)”を使って作文してください)
「我不是马年生的(wǒ bú shì mǎ nián shēng de)」
干支の尋ね方
干支の尋ね方
相手の干支を尋ねるときには、「我属〇(wǒ shǔ ◯)」「我是属〇的(wǒ shì shǔ ◯de)」「我属〇的(wǒ shǔ ◯de)」の〇のところが知りたいので、そこを疑問詞の「什么」と置き換えて、さらに主語を「你(nǐ)」にすればOKです。
ちなみに、干支を尋ねる文と同じ作り方で「我是〇年生的(wǒ shì ◯nián shēng de)」も〇を疑問詞の「哪(どれ)」と置き換えて「你是哪年生的?(nǐ shì nǎ nián shēng de)」とすることもできます。ですが、これは干支を聞く表現ではなく、単に生まれた年が何年かを聞く表現になってしまいます。干支についての答えは返ってこないのでちょっと注意が必要ですね。
ここまでで干支の尋ね方が分かったと思うので、理解度チェック問題にトライしてみましょう。
理解度チェック
以下の単語を使って指定された文を作ってみてください。
- 你(nǐ):あなた
- 属(shǔ):干支が何かを表す動詞
- 什么(shén me):なに
- 是属~的(shì shǔ ~ de):干支を表す定型文
- 属~的(shǔ ~ de):干支を表す定型文
問題
「あなたの干支は何どしですか?」
「你属什么?(ni shǔ shēn me)」or「你是属什么的?(nǐ shì shǔ shen me」or「你属什么的?(nǐ shǔ shé me de)」
お疲れ様でした!今回は年齢の言い方、聞き方を学びました。
しかも、ただ「私は◯◯歳です」というだけでなく
- ピンポイントで具体的な年齢を伝える方法、尋ねる方法
- ザックリと年代で伝える方法、尋ねる方法
- 干支で伝える方法、尋ねる方法
と、実際に使うことが多い表現についても理解できたかと思います。
ただ、一回で完璧に覚えて使いこなすのはなかなか難しいので、この記事を繰り返し読んでしっかり自分のものにしていきましょう。
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大家好!the courageの伊地知太郎です。
今回は自己紹介でも使うことがある年齢の伝え方、聞き方について学んでいきましょう。