中国語の勉強をしていると「音読するんだ!」「シャドーイング頑張る!」ということがあるかと思います。実際に正しい方法での音読・シャドーイングはすごく効果的なのでぜひやるべきなのですが、その音読・シャドーイングをより効果的に行うためにはアプリの力を借りると良いです。
今回は効率よく音読・シャドーイングを行うためのアプリを紹介しますので、ぜひ使ってみてください。
必須アプリはSpeater
中国語だけでなく英語でも同じように必須なんですが、今回使うことをおすすめするのSpeaterというアプリです。
音読やシャドーイングを行う場合、単に聞き流しするのではなく、意味を理解したフレーズを何度も反復練習して自分のものにしていく必要があります。それがこのアプリを使うとすっごく簡単にできます。
有料で600円ですが、無料お試しのSpeater Liteというのもあるので、まずはそちらから試して見ても良いかと思います。
Speaterの良い所(特徴)
Speaterは具体的に何が良いのでしょうか?有料でも使うべきと言える特徴を3つ紹介します。
フレーズごとに勝手に分けてくれる
Speaterは音源の音声を認識し、自動でその音声の切れ目でカットしてくれます。
そして、そのカットされたフレーズごとに、ボタン一つで頭出しをしてくれる機能があるので「あ、今の部分をもう1回聞きたい!」と行った時に一発で再度聞き直すことができます。
区間リピートも簡単
自分で指定した区間を何度もリピート再生させることができます。
いつもthe courageのセッションで伝えているのですが、勉強は「できないところをできるように変えること」です。
わかるところを何度も再生しても時間が勿体無いので、わからないところ(苦手と感じているところ)を反復してわかるように変える時にこの区間リピートが役立ちます。
速度を変えられる
“わからない”、”苦手”と感じるところについては、そう感じる原因として、「音声スピードが速すぎる」ということもあります。
その場合、Speaterを使うと速度変換も簡単なので、最初は0.5倍速などではじめ、徐々にスピードを上げていく、そして通常スピードでも理解できるまで音読やシャドーイングを繰り返したら、そこからは1.1倍速、1.2倍速と負荷をあげていくと非常に効果的です。
筋トレのように自分が持てる重さ(わかるスピード)から、徐々に負荷を上げていきましょう。
いきなり1.5倍速や2倍速で聞いた後に通常スピードに戻して「聞きやすいかも」と感じるかもしれませんが、それは錯覚で、実力がついている訳ではないので、気をつけましょう。
実際の使い方の例(YouTubeで音読トレーニグ)
ここではYouTubeを使ったトレーニングのために、操作方法をの一例を紹介します。
Documentsというアプリを使うケース
- 保存したいYouTube動画の「共有」ボタンから、URLをコピー
- Documents内のブラウザを使って、検索バーから “youtube ダウンロード” などで検索
- 「OnlineVideoConverter」などのダウンロードサイトにアクセス
- 先ほどコピーしたURLをペーストして、フォーマットを選択し「スタート」ボタンを押す
- 変換が終わったら、ページが切り替わるので、「ダウンロードする」ボタンを押して待つ
- 「ファイルを保存」画面が出たら、「完了」ボタンを押せば、Documents内へのデータ保存が完了
- ダウンロードしたデータを選択して「共有」からSpeaterにデータをコピーをすることでSpeaterでの再生が可能になります
SpeaterはiTunesの中身を勝手に読み取ってくれるので、音源や動画をiTunesと同期させておくのが一番スマートです。(同期させることができれば上記の操作は不要です)
動画もこんな感じでトレーニングしやすくなります▼
最後に
中国語で音読やシャドーイングを行う時、なんとなく流してやってしまうと効果が薄れてしまうので、こうしたツールを使い、苦手部分に絞って丁寧にトレーニングをしてみてください。
ただ、あまりにガチガチにトレーニングをするとやる気が削がれモチベーションが落ちることもあるので、もしドラマで勉強する場合には「1話ごとに5フレーズは自分のものにする」など一定の条件をつけて楽しむことをおすすめします。
迷わず、挫折せずに中国語を学びたいという方は、自分にあった学習方法をプロの中国語学習コーチに相談することがとても有効です。無料カウンセリングを実施していますので、ぜひ一度相談してみてください。
無料学習相談受付中
無理な勧誘など一切ございませんので、是非一度コーチとお話しください。
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