中国語コーチングの the courage が書いた記事です。自社を含む10社を同じ項目で並べ、各社の内容は2026年10月2日時点の公式サイトの記載に基づいています。
社員に中国語を学ぶ機会をつくりたい、中国への赴任が決まった社員を送り出したい。そう考えても、どんな研修会社があり、何を基準に選べばよいのかは分かりにくいものです。この記事は、そんな人事・研修のご担当者に向けて書きました。
この記事では、三菱重工業で海外人事として100人以上の海外赴任を支えてきた筆者が、法人向けの中国語研修を行う10社を同じ観点で比べます。選ぶ前に決めておくことや、導入前に確かめておきたいこともまとめました。
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- 法人向け中国語研修では料金を公開していない会社が多いため、「研修のタイプ」と「確かめる点」で比べると選びやすくなります
- タイプは大きく4つ:研修会社にまとめて依頼する/中国語専門の教室/オンラインで受講/コーチング
- 赴任者の研修は、赴任前の内容だけでなく、赴任したあとも続けられるかまで確かめるのがおすすめです
企業向け中国語研修プログラムを選ぶ前に決めておくこと
これは中国語に限った話ではありませんが、企業が研修を導入するうえで確認しておくべきこと、事前に決めておくべきことについて説明します。
目的と目標
まず、語学研修の目的と目標を文言化しておきましょう。
目標については、HSKや中検などの検定試験(英語でいうところのTOEICや英検のような試験)があるので、そちらを基準にすると良いです。目的については各企業の方針が色濃く反映されます。
例えば、以下のような例があります。
具体的業務と直結しているケース
「海外駐在員が駐在期間十分に活躍することで世界で通用する組織にしていきたい」
「これから具体的に中国進出を考えているので、その時に営業ができる人材を今から育てておきたい」
少し中長期的に社の雰囲気を醸成するケース
「すぐに中国との取引は無いけれど、今後英語圏・中国語圏の両方を視野に海外進出を考えているから社員にそうした世界を意識してもらいたい」
このように、今の自社のフェーズに応じて異なる目的があり、その目的を達成するためにどんな目標を設定するかというところまで決めておくと、その他の項目を決める時の判断基準としても活きてきます。

これは資格試験を目指すのか、或いは実際の会話力を目指すのかにも関わってきます。最初は一定の資格試験でインプット量を測り、その後そのインプットされた知識を運用できるかどうかという会話のトレーニングに移るといった全体のロードマップを描けるのがベストですね。
対象
目的と目標がハッキリすると、この対象についても自ずと決まってくることが多いです。
経営幹部や海外駐在員に集中して予算を投下することで使える中国語を身につけてもらうのか、あるいは少しでも多くの社員が外国語を学ぶことで会社全体の雰囲気作りを進めるのかなどが考えられます。
また、会社が指名した社員に研修を提供するのか、希望者に対して提供するのかなども重要な視点です。強制参加の場合と希望者の参加の場合では参加するメンバーの熱量にも差が出ることが多いので、提供するカリキュラムなどにも工夫が必要になってきます。
予算
予算については本当にピンキリで幅があるので、こちらも目的などと照らして決めて行くことがおすすめです。
社員が楽しくゆるやかに勉強するという場合であれば週に1回のレッスンを提供するなどにして、費用もかなりおさえることができます。他にも、e-learningをメインにするなどして、一定のクラス品質は維持しながら価格を下げるということも可能ですね。
一方で、海外駐在前の社員の特訓であったり、今後売り上げが見込まれる対中国ビジネスに関わるメンバーへの研修ということですと、それなりの経験がある講師やカリキュラムが必要になるので価格も上がってきます。
期間
期間については、2~6ヶ月という比較的短期で研修を行い、その後卒業するというケースもあれば、数年単位で着実に力をつけていくという方法もあります。
業務上必要という場合には短期集中が選ばれることが多いですが、語学の習得は比較的長い道のりにはなるので、短期集中で実力UPを実現しつつ、その後のフォローまでセットで考えられると良いです。海外駐在員についても駐在前の研修だけでなく、駐在後のフォローまで行うという感じです。
また、雰囲気醸成という意味では年単位で研修内容を決めて、いつでも自由に参加できるようにするという工夫をして成功した企業などもあります。
場所
これはコロナで一気に進んだオンラインでの研修か、あるいはリアル(多くは会社内)での研修かの違いですね。
従業員が全国にいる場合には自ずとオンラインになるかもしれませんが、一箇所に集まって研修が可能という場合にはそこで実施することも可能です。
また、海外駐在員の場合にはすでに海外駐在員の駐在前研修などが設定されているケースもあるので、その場合には単発ではありますが、「外国語学習の方法」ということで研修を導入するというのも可能です。
法人向け中国語研修の4つのタイプ
法人の中国語研修は、会社ごとに形がかなり違います。大きく分けると、次の4つのタイプがあります。自社の目的に合うタイプを先に決めておくと、比べる会社を絞りやすくなります。
| タイプ | どんな研修か | 向いている会社 | この記事で紹介する会社 |
|---|---|---|---|
| 研修会社にまとめて依頼する | 研修会社が目的に合わせて内容を設計し、講師の派遣や集合研修などで行う | 多くの社員にまとまった研修をしたい | パソナHRソリューション、東京外国語センター、ECC、グローヴァ、ベルリッツ |
| 中国語専門の教室 | 中国語を専門に教える教室が、通学・講師の派遣・オンラインで研修を行う | 中国語に絞って、少人数から始めたい | ハオ中国語アカデミー、ショーバ中国語センター |
| オンラインで受講 | 社員がそれぞれの時間にオンラインのレッスンなどで学び、担当者は管理用の画面などで様子を見る | 拠点が各地にある、1名から小さく始めたい | goFLUENT、CCレッスン |
| コーチング | コーチが学び方を組み立て、学習時間の確保と継続まで伴走する。レッスンの外で行う自習も成果につなげる | 赴任者や幹部など、限られた期間で確実に力をつけたい | the courage |
法人向け中国語研修10社の比較表
人事のご担当者が気になる点で、10社を並べました。表は横にスクロールできます。
| 会社 | タイプ | 研修の形 | マンツーマン/グループ | 講師 | 赴任前・赴任後 | 受講状況の報告 | 料金の公開 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| the courage | コーチング | オンライン(対面は相談可) | どちらも(グループは人数を問わず対応。5名程度までがおすすめ) | 日本人のプロコーチが専任で担当(ネイティブのコーチが加わることも) | 赴任前の短期集中から、赴任後も同じコーチがオンラインで継続 | 人事の方と相談して決める(チャットグループでの共有、3か月ごとの報告など) | ―(要望を伺ってから提案) |
| パソナHRソリューション | まとめて依頼 | ― | ― | 大学・大学院を卒業した中国人講師(日本語検定1級相当) | ― | 事前のレベルチェックと期間中のテスト | ― |
| 東京外国語センター | まとめて依頼 | ― | ― | 中国人講師・日本人講師 | 赴任・出張前の研修(20〜80時間) | ― | ― |
| ECC | まとめて依頼 | 講師を会社の会議室に派遣 | どちらも | 中国人、または中国語と日本語の両方ができる日本人の講師 | 海外赴任前の短期集中レッスン | ― | ― |
| グローヴァ | まとめて依頼 | ― | プライベートレッスンあり | ― | 中国滞在に備えるサバイバル中国語 | ― | ― |
| ベルリッツ | まとめて依頼 | 教室・オンライン・講師の派遣など | どちらも | ― | ― | ― | ― |
| ハオ中国語アカデミー | 中国語専門の教室 | 通学・講師の派遣・オンライン | どちらも | ネイティブ講師(日本語が堪能な講師も) | 赴任予定の社員の導入例あり | 出席や学習の評価を定期的に報告 | 一部(法人契約の優待) |
| ショーバ中国語センター | 中国語専門の教室 | 指定の会場・日本橋の教室・Web・講師の派遣 | どちらも | 企業研修の経験があるネイティブ講師 | 赴任を見すえた導入例あり | 講師のレポート、一人ひとりの成果の評価 | ―(見積もりは無料) |
| goFLUENT | オンラインで受講 | オンライン(e-learning、講師のレッスン、AI) | どちらも | ― | ― | ― | ― |
| CCレッスン | オンラインで受講 | オンライン | マンツーマン | 日本語検定2級以上の講師が7割 | オンラインのため赴任先でも受講可 | 担当者専用の管理画面 | 1名あたり月6,930円〜(税込) |
※「―」は、各社の公式サイトで確かめられなかった項目です。内容は2026年10月2日時点の各社の公式サイトによるもので、変わることがあります。最新の情報は各社にご確認ください。
法人向け中国語研修におすすめの10社
the courage(カレッジ)
1,000名以上の実績があり、HSK&HSKibt の認定校でもある中国語コーチングの専門スクールです。中国語を教えるだけでなく、学び方の設計、学習時間の確保、続けることの3つを、プロのコーチが一人ひとりに寄り添って支えます。
キャリアコンサルタントの資格を持つ元海外人事が、会社の目的と受講する方の状況をていねいに伺ってから研修の内容を決めます。決まったコースに当てはめるのではなく、ニーズに合わせて組み立てるのが特徴です。日本を代表する大手企業の役員の方の、中国赴任前のマンツーマン研修も担当しました。
- 赴任前の短期集中から、赴任後も同じコーチがオンラインで続けられます(実際に続ける方が多いです)
- マンツーマンとグループの両方に対応。グループは人数を問わず対応でき、10〜20名で行った実績もあります。効果を考えると、5名程度までがおすすめです
- 受講状況の報告の形は、人事の方と相談して決めます。人事の方にもチャットグループに入っていただき日々の様子を共有したり、最終回のあとや3か月ごとに報告したりできます
- 基本はオンラインなので、全国どこからでも受講できます。対面をご希望の場合はご相談ください
- 上海にある提携スクールでは、現地で対面のレッスン(コーチングとは別)も受けられます
研修の組み立ても、無料カウンセリングの場で一緒に考えます。
パソナHRソリューション
人事の業務の受託や研修を手がける、パソナグループの会社です。ビジネス中国語研修は入門から上級までが対象で、日常会話から仕事の場面まで、要望に応じて内容を組みます。講師の多くは大学や大学院を卒業した中国人で、日本語検定1級か、それに相当する日本語の力があります。独自のレベル指標を使い、今の力から目標までに必要な学習時間を見積もれるのが特徴です。初級30時間(1回3時間×10回)のカリキュラム例が公開されています。接客に携わる方向けに、中国からの旅行者への応対を学ぶ研修もあります。
公式サイト:パソナHRソリューション ビジネス中国語研修
東京外国語センター
1962年に設立された、外国語研修の会社です。中国語研修は、赴任・出張の予定者、工場の現場で働く方、中国とのビジネスを担う人材の育成など、対象者に合わせて用意されています。赴任・出張前の研修は20〜80時間、中国要員の育成は3か月で300時間の集中研修です。中国人講師と日本人講師がいます。
公式サイト:東京外国語センター 中国語研修プログラム
ECC
英会話でも知られるECCの法人向けサービスです。研修の教材は、上海に赴任した会社員の物語に沿って進む全10課で、発音の基礎から自己紹介や電話の応対まで学びます。講師を会社の会議室に派遣する形で、マンツーマン、グループ、海外赴任前の短期集中に対応しています。研修は合計30時間までで、90分×20回、180分×10回といった組み方の例があります。
公式サイト:ECC法人向けサービス ビジネス中国語の語学研修
グローヴァ
企業向けの語学研修で38年の実績がある会社です。入門から上級までの中国語研修のほか、中国での滞在にすぐ必要な最低限の言葉と知識を短い時間で学ぶ「サバイバル中国語」、プライベートレッスン、時事中国語の講座、日中の異文化理解のセミナーなどがそろっています。
公式サイト:グローヴァ 中国語・語学研修
ベルリッツ
40を超える言語を扱う語学スクールで、法人向けに中国語(普通話)の研修も行っています。教室とオンラインを組み合わせる形、オンラインだけの形、AIと講師を組み合わせる形、講師の派遣や常駐から選べ、マンツーマンとグループの両方に対応しています。日本人のカウンセラーによるサポートもあります。
公式サイト:ベルリッツ 法人向け諸外国語研修
ハオ中国語アカデミー
中国語を専門に教えるスクールで、運営はイーオンです。2004年の開校から20年で、のべ2万人を超える学習者を指導し、これまでに約100社で企業研修を行っています。国内12の教室への通学、講師の派遣、オンラインから選べ、台湾華語も学べます。半年後に台湾へ赴任する社員がマンツーマンで学んだ導入例が紹介されており、出席や学習の評価を会社に定期的に報告します。法人契約では入学金の免除と受講料の割引があります。
公式サイト:イーオン 法人向け中国語研修(ハオ中国語アカデミー)
ショーバ中国語センター
株式会社ジャパンスペースが運営する中国語教室です。発音の基礎からビジネス会話、作文、ニュースまで講座があり、指定の会場、日本橋の教室(最大16名)、Webレッスン、講師の派遣で受けられます。講師のレポートや一人ひとりの成果の評価を出し、社内の資料に合わせたカリキュラムにも対応しています。中国への出張や長期の赴任を見すえて導入した例も紹介されています。
公式サイト:ショーバ中国語センター 法人研修・企業研修
goFLUENT
会議・プレゼン・交渉といった仕事の場面に絞った中国語を学べる、オンラインの法人向け語学研修です。ビジネスやニュースを題材にしたe-learningの教材に加えて、講師と1対1のレッスンで会議の準備やプレゼンの練習もできます。グループのレッスン、語学力の評価(アセスメント)、AIを使った書く練習も用意されています。
公式サイト:goFLUENT 企業向けビジネス中国語研修
CCレッスン
オンラインで受ける中国語のレッスンを、法人でも1名・1か月から使えるサービスです。1回25分のマンツーマンで、週3日25分のプランは1名あたり月6,930円(税込)からです。受講の様子は担当者が専用の管理画面で確かめられ、導入実績は100社以上です。申し込みの目安は、受講を始める3週間前までです。
公式サイト:CCレッスン 法人向けサービス
目的別の選び方(ビジネス・接客・駐在)
商談や会議など、中国とのビジネスで使いたい
中国とのビジネスの中心になる方や幹部・役員には、限られた期間で成果が求められます。レッスンの時間だけでなく、自習の時間まで含めて学習を管理できる形が合います。コーチングは、学び方の設計、学習時間の確保、続けることまでを一緒に支えるので、忙しい方にも向いています。仕事でよく使う表現を知りたいときは、ビジネスメールの書き方やビジネスでも使える中国語の挨拶の記事が役に立ちます。
接客・インバウンド対応の中国語を身につけたい
店頭や窓口でよく使う表現を、短い期間でまとめて身につける研修が向いています。パソナHRソリューションには接客に携わる方向けの研修があり、the courage でもグループでの中国語接客コースを組めます。
駐在・赴任する社員を送り出したい
出発までの期間が限られるので、内容を絞ったマンツーマンが中心になります。赴任前の短期集中に対応しているかに加えて、赴任したあとも同じ形で続けられるかを確かめましょう。the courage は赴任前と同じコーチがオンラインで続けられ、ECC や東京外国語センターも赴任前向けの研修を用意しています。期間ごとの準備の進め方や同行家族の学び方は、中国赴任・駐在前の中国語研修の進め方にくわしくまとめました。現地での暮らしやご家族の様子は、中国駐在のリアル体験談が参考になります。
全社で中国語の底上げをしたい
対象者が多いので、1人あたりの費用を抑えやすいオンライン型が候補になります。ただし、それぞれのペースで進める研修は受講する人のやる気に左右されやすいので、担当者が受講の様子をつかめる仕組みがあるかを確かめましょう。CCレッスンには、担当者専用の管理画面があります。
企業向け中国語研修プログラムは日本人講師、ネイティブ講師どっちがおすすめ?
日本人講師とネイティブ講師、どちらにもメリット・デメリットがありますが、一般的なケースを想定すると、中国語は英語と違って基礎知識がないことがほとんどです。
そのため、文法の説明、勉強方法の説明などを日本語で行う方が、中国語で実施するよりも遥かに効率的です。
なので、日本人かどうかということではなく、仮にネイティブであっても、日本語でそうした内容を詳しく説明できる講師がおすすめです。
また、すでに学習が進んでいる中上級者に対しての研修ということであれば、中国語を学んだことがある日本人講師と、ネイティブらしい表現なども分かるネイティブ講師のハイブリッドなどが理想的です。
更にすでに中国語で業務を行っている上級者であれば、会話の機会を提供すると同時に、各シーンで適した表現なども知る必要があるので、そうしたことまで説明ができるネイティブ講師がおすすめです。
- 初心者:文法や勉強の方法などを日本語で詳しく説明できる講師
- 中上級者:日本人講師とネイティブ講師のハイブリッド
- 上級者:適した表現を説明できるネイティブ講師
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企業向け中国語研修プログラムの形式
中国語研修プログラムについては様々なケースがあるので、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。
レッスン・トレーニング形式
一番最初にイメージする研修形式はレッスン・トレーニング形式ではないでしょうか?
先生が中国語を教えたり、中国語のトレーニング方法を教えるというもので、対面・オンラインで学ぶ学校の授業のような形式です。
レッスン・トレーニング形式のメリット
レッスン・トレーニング形式のメリットは、実際に講師とのリアルタイムでのコミュニケーションがあることから、参加者のモチベーションが保ちやすく、その場で質問などもできることから迅速な疑問解消ができるので、学習効果を高く保てるというメリットがあります。
レッスン・トレーニング形式のデメリット
一方でデメリットとしては、一人の講師につき対応できる時間や場所、人数が限られるので、研修の参加人数が増えるとコストがかかるだけでなく、質のバラツキが出てくるなどのデメリットがあります。(これは研修会社の講師確保の問題でもありますね)
レッスン・トレーニング形式にする場合に検討するべきポイント
レッスン・トレーニング形式にする場合、検討するべきポイントは3つです。一つずつみていきましょう。
- 対面かオンラインか?
- ティーチングかコーチングか?
- マンツーマンかグループか?
対面かオンラインか
対面ですと緊張感を保つことができたり、講師と同じ空間を共有することでグループワークがやりやすいなどのメリットがあります。
オンラインではどこにいても受講ができ、チャットツールを駆使したり、録画を活用することで対面よりも高い効果を感じるケースも多いです。ただ、講師がオンラインのレッスンに慣れている必要があります。
ティーチングかコーチングか
ティーチングは先生がその知識を使って中国語について、分かりやすく説明してくれるスタイルで、いわゆる学校で英語を習った時のようなやり方です。
一方でコーチングは中国語を教えるのではなく、中国語の勉強方法を教えて、それをやり抜くためのサポートまで実施するスタイルです。ダイエットで有名なライザップのようなパーソナルトレーニングと似ていると感じる人も多いです。
中国語コーチングのthe courage(カレッジ)では元海外人事の経験もあるキャリアコンサルタントが丁寧にヒアリングをしたうえで、企業の目的に合わせた研修プログラムを提案させていただきますので、ぜひ一度相談してみてください。
マンツーマンかグループか
マンツーマンであれば、講師が一人ひとりの状況をよく把握することができます。グループであればそうしたきめ細やかなサポートは薄くなるかもしれませんが、チーム全体で頑張ろうという雰囲気でマンツーマンよりも効果が出ることもあります。また、一般的に一人あたりのコストはマンツーマンの方が高いです。
セミナー/ワークショップ
継続的にレッスンを行うのではなく、数時間~数日のまとまった時間の中で、可能なレクチャーを行うのがセミナー/ワークショップです。
セミナー/ワークショップのメリット
短時間でまとまった知識をインプットすることができるので、短期間で中国語学習の全体像を身につける、或いは本当に基本のフレーズを覚えるなどができます。その日だけ頑張ればちょっと使える知識が身につくというのがメリットです。
セミナー/ワークショップのデメリット
一時的な効果にとどまり、継続的な学習に繋がらないことが多いので、明確な成果を期待しにくいということ、また、従業員の比較的まとまった時間を拘束することになるというのがデメリットです。
e-learning
パソコンやスマートフォンを使って動画を視聴し、場合によっては視聴後に簡易テストを受けて実力がついているかどうかを測定するというスタイルの研修です。
e-learningのメリット
いつでも自分のペースで研修を受けることができ、何度でも繰り返し視聴することができるというのが最大のメリットです。その他場所を選ばず、コストを下げることもできます。
e-learningのデメリット
自分のペースで価格を下げて受講が可能ですが、その分受講者の意志に頼る部分があります。やらない、あるいはやってもいい加減に再生だけしてしまうことなどが発生する可能性があるのがデメリットです。
海外研修/留学
中国の大学には語学留学を受け入れる専門の学科があります。語学学校が大学に付属しているようなイメージですね。そのため、中国の大学で中国語を学ぶということが可能です。
海外駐在員が駐在後の半年はこうした大学での留学をするケースも多く見られます。終日学校に通うケースもあれば、半日は学校に行き、半日は仕事をするケースもあったり、期間もまちまちです。
海外研修/留学のメリット
やはり現地で生活しながら、基本的には中国語にどっぷりと浸かることになるので、日本で仕事をしながら学ぶのと比べると習得度はかなり高くなります。
海外研修/留学のデメリット
一般的な留学と近い形なので、基本的には現地で生活までする必要があり、語学研修の費用だけでなく、渡航費や居住費なども発生します。
企業向け中国語研修プログラムの導入形態
法人契約
法人としての契約は以下のパターンがありますが、②については個人で支払いまで行い、後から精算という形で対応することが多いです。
- 法人として研修会社と契約を結び、社員がそのプログラムに参加するというケース
- 社員個人が一般のスクールを探し、会社に申請して、認められたら通うというケース
福利厚生
福利厚生として、指定のプログラムであれば会社が補助を出すというケースもあります。
企業向け中国語研修プログラムを開始する前に確認しておきたいこと
どれくらいカスタマイズが可能か?
ここまで確認してきた通り、各社それぞれのニーズがあるので、そうしたニーズに対してどれくらいカスタマイズが可能かということを確認しておきましょう。
カリキュラムがきちっと決まっているのは魅力的ですが、その分融通が効かずに効果が限定的になるということも多いためです。
体験レッスン/模擬レッスンなどが可能か?
実際のレッスンを受けることなく判断するのは難しいので、体験レッスンや模擬レッスンが可能かを確認しましょう。人事部門の社員が受けてみるというケースもあれば、対象となる社員に受けてもらい、その後インタビューを行うなどの方法も可能です。
休んだ場合のフォローなどはあるか?
こちらも画一的な対応であればお休みのフォローが無いということもあるので、事前に確認しておきましょう。急な仕事や出張でレッスンに出れないということはよくあります。そうした場合の対応は研修導入にあたり非常に重要なポイントです。
受講状況をどう報告してもらえるか?
研修の効果を社内で説明するためにも、出席や学習の進み具合をどう伝えてもらえるかを確かめておきましょう。報告の仕組みは会社によって違い、決まった形のレポートがある会社もあれば、相談して形を決められる会社もあります。
赴任したあとも続けられるか?
赴任者の研修は、赴任前だけで終わらせず、現地に着いてからも続けられると成果につながりやすくなります。オンラインで同じ講師やコーチと続けられるか、現地で通える場所があるかを確かめておけると安心です。
法人向け中国語研修のよくある質問
法人向け中国語研修の比較のまとめ
法人向け中国語研修を選ぶときは、まず「研修のタイプ」を決め、次に「赴任前・赴任後への対応」「受講状況の報告」「休んだときのフォロー」などを確かめると、自社に合う会社を選びやすくなります。多くの社員に広く学んでもらうなら研修会社やオンライン型、赴任者や幹部に限られた期間で力をつけてもらうなら、学び方から続け方まで伴走するコーチングが向いています。
プロに相談してみる
中国語研修導入を考えているけれど、どのような選択肢があるかがわからない、あるいは判断が難しいという場合はぜひプロに相談してみてください。
無料でオンラインでの相談・カウンセリングが可能です。
法人研修導入の相談先:the courage






















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the courage 伊地知
三菱重工業株式会社で海外人事を担当し、100人以上の海外赴任をサポート、語学研修の導入も経験
キャリアコンサルタント(国家資格)
著書『話すための中国語文法体得ドリル【初級編】』(コスモピア、2025年)
日本で最初の語学コーチングスクールで、コーチ育成や中国語コーチングの立ち上げを行う。これまでに1,000名以上の受講生の語学学習をサポート。2019年、語学学習を通じて一人一人が「自分の人生を自分で決める勇気」を持てるようにという想いでthe courage(カレッジ)を設立。雑誌「聴く中国語」への寄稿、大手英語コーチングスクールのコーチング監修など実績多数。