【中国語×キャリア Vol.3】渡辺 千裕さん(経営者)中国でのものづくりをコーディネート

中国語を使って仕事をしている、キャリアを切り拓いている方へのインタビュー企画【中国語×キャリア】

第三弾のゲストとして、中国でのものづくりをコーディネートする㈱京ウインドの社長、渡辺千裕さんをお呼びし、中国語をはじめたきっかけから、それをお仕事・キャリアにどう繋げたのかについて、かなり深掘りしてお伺いしています。

また、すでにお仕事で中国語を使っていらっしゃいますが、中国語コーチングthe courageの会話コースもご受講されていますので、後半ではそのお話もお伺いしています。

中国語学習者のヒントになったり、モチベーションアップに繋がる内容になっているので、是非楽しみながら読んでみてください。

渡辺 千裕さんの経歴は

  • 大学で中国文学を専攻
  • 金融機関に10年勤務
  • 現在は中国でのものづくりをコーディネートする㈱京ウインドの社長
  • the courageで中国語会話コースを受講

まずは渡辺千裕さんと中国語の出会いから見ていきましょう。

中国語と出会ったきっかけ

高校の授業で中国語に出会った

高校生の時まで中国語を意識したことはありませんでした。

でも、古文の授業の中で先生が漢文の読み下し文を現代中国語で読まれたのを聞いて、、、漢字の読み方が今まで知っている日本語の読み方と全く違ったので驚きました。

「こんな美しい響きの言葉があるんだ!」と、高校生の胸に刺さったっていうのがきっかけです。

大学では中国文学を専攻

中国語を本格的に学び始めたのは、大学の時で、中国文学を専攻し、中国語を学び始めました。

そして、大学を卒業する前に1ヶ月間の短期留学に参加する機会があり、天津の南開大学に行きました。短期留学中は毎日中国語の授業を受け、留学生向けの寮に住んでいました。

周りは日本人の学生ばかりなんですが、朝から晩まで中国語を使う環境でした。

街に出て、買い物をしたり、郵便局に行ったり、自転車で天津の町中を走り回って、「あぁ、楽しいな」と感じたのを覚えています。

私は実家以外で暮らしたことがない大学生だったので、初めて外の世界に触れて、しかも異なる文化の人たちに出会い、、、それでも言葉は何とかわかるという体験をして「私、中国語が好きなんだな」って心の底から思ったんです。

インタビュアー 伊地知

その中国語が好きというのは、何に対して感じていたんですか?

私の当時の中国語は、街の喧騒の中で聞こえてくる「谢谢!」や「对不起」という単語がポロポロわかるぐらいのレベルでしたが、それらの単語がわかることに対してワクワクしていました。

あとは、私が中国語をどれくらい理解しているかどうかは関係なく、中国の方たちは普通のスピードでワイワイ話してくるっていう(笑)

日本人の感覚だと相手との距離を気遣ったりしますが、中国だと急にぐいぐい来る人たちもいて、心をオープンにして交流し始めましたね。

当時、あまり知らない人の家でも「さぁ行こうか!」「一緒にご飯を食べよう!」とすぐに距離が縮まるんです。中国ならではの体験をいっぱいしました。自分の殻をちょっと破った感じですかね。

インタビュアー 伊地知

なるほど!じゃあ、中国語が好きというのは語学そのものだけじゃないんですね?

はい、中国や中国の人たちに勢いというか、パワーを感じます!

短期留学中に日本語を習っている中国人学生とも交流する機会があったのですが、同じ年数、語学を学んでいるはずなのに、中国語を習ってる私たちと日本語を習っている中国の人たちが話すと、最初から日本語ばっかりになってしまいました。

私たちは中国語を話す機会があまりなくて、「1~2年で何でこんなに日本語がペラペラなんだろう」と、ただ感心していました。

彼らからは、早く日本に追いついて、追い越していくんだという国のエネルギッシュなパワーを感じました。そして、「これからの中国ってものすごいことになるんじゃないかな」「この国の仕事を何かやっていけたら、うれしいよなぁ」と思ったんです。

その勢いで長期留学をしようとしたんですけれども、折り悪しく中国の政情が不安定になり、結局長期留学は叶いませんでした。就職活動のときも「自宅から通えるところに就職するように!」という家族からのプレッシャーもあり、中国語への熱が一瞬で冷めたかのように地元の金融機関に就職しました。

今現在の仕事にいたるまで

金融関係からメーカーへ

新卒で入社した金融機関では10年間働きました。この仕事は中国語と全く関係ない仕事でした。

10年間働いていたのですが、その金融機関が潰れてしまったんです。

すぐに再就職先を探しはじめたのですが、当時、私の知っている人というのは、お客さんとして窓口にくる経理の方や社長だったんですよね。

単純に、そういった企業で働いてみたいという気持ちから、今勤務している会社の親会社であるメーカーに就職しました。

前職の経験も活かして、経理の仕事をし始めましたが、小さい会社なので、経理だけでなく、総務、人事、何でもという感じですね。ところが数年後、そのメーカーがなんと、中国に進出して、蘇州に工場を作ったんです!

にわかに中国の存在が、私の周りにもう一回現れ、「そういえば私、中国語をやってたんだな」ということを10年ぶりぐらいに思い出しました。

実際に会社から「蘇州に行きませんか?」という話もあったのですが、当時は子どもが小さかったし、家族のこともあったので、その時はお断りしました。

中国と関わる仕事が面白くなってきた

私が働いている会社は京都にあるんですけど、2002年ぐらいに中国に進出したのはまだ珍しかったですし、幸いにも中国事業が軌道に乗り始めました。そして、京都府から府の中国事業のサポートをしてほしいと依頼があり、行政ともつながり始めました。

京都府はその時アンテナショップを上海に作ったんです。当時、会社では中国人の社員がその仕事をやっていたんですけど、その方がお子さんが生まれることになって、仕事ができなくなる、どうしようと。

当時、私の息子もまだ小学生だったんですけど、この中国人の方の仕事を手伝っていて、中国語と日本語の翻訳をしたりと、京都のアンテナショップの仕事は初めての経験ながら、とても充実していました。なので「その仕事、やらせてください!」と自分から言っていましたね。

インタビュアー伊地知

「蘇州に行きませんか?」のときとはずいぶん動き方が違いますよね。

やっぱりその方の仕事を手伝い始めて、実際に中国人のお客さんというか、お客さんの顔が見えてきたような感じになったんです。

ちょうどその時は上海万博の年だったんですけれども、実際にお店に行ってみて、様子も見て、京都や日本のモノを嬉しそうに買っていく人がいて、、、「私は日中の架け橋的な立場なんだなぁ」と実感しました。

多少なりとも自分が関わったことが、中国の人に通じるっていう経験をしてしまうと、魅力的というか、「この仕事が私の天命」と思い始めたんでしょうね。

日本を拠点に中国⇔日本を行き来する日々

その後ですが、駐在したわけではなく、日本を拠点にしながら出張で中国には行き、日本半分、中国半分という生活でした。

ちなみにその時の中国語のレベルは、今思うと「本当に通じていたの?」というレベルですね(笑)私は10年くらいずっと中国語を使っていなかったので。

中国語は日々のコミュニケーションで学んだ

上海にいたとき、日本の会社から依頼を受けて、中国で工業製品を作り始めたんです。知り合いの中国の方にお願いしたところ、日本人のお客様がびっくりするくらいの品質と価格で作ることができて、これは私にとっての大きな成功体験になりました。

ただ、中国人の方は工業の技術のことは詳しかったですが、中国語しか話せなかったんです。にもかかわらず、扱う金額が何千万という額で私の責任は重大でした。なので、必死に中国語に向き合うようになりました。

仕事上では図面があり、中国語がたくさん書いてあるんですが、スマホの中国語辞書を使って検索検索を繰り返し、一つずつ単語を明確にしていき、説明をしていきました。ただ、私の言ってることが伝わらないときもあったので、その時は筆談で伝えていましたね。

仕事に必要な単語を覚えるというよりも、使って伝えていくことに全身全霊を注ぎました。一緒に仕事をしている方たちに100%の情報を間違いなく伝えないと、という緊張感の中でいつも一生懸命やってましたね。

今現在の仕事

会社としては、日本の会社から依頼されたモノを、中国で作ってくれるメーカーを探して、交渉してしますね。モノはいろいろありますが、例えばガラスやタイルなどですね。

インタビュアー 伊地知

社長になられた現在でも、中国語を学習しながら直接交渉をしたりする理由は何かあるんですか?

やっぱり仕事や人生において、「好きなことをやりたい!自分の燃えることをやりたい!」と考えたときに、中国に軸があるからですね。自分が中国語を話して関わるということが大事かなと。

自分が中国語で直接話した時と、通訳さんを挟んで話した時では、中国人の反応って全く違うと思うんですよね。心底からの友でいけるか、ただのお客さんとしての付き合いにするか、これは全然違うと思います。友人として接して、一緒に頑張った仕事が成功したとき、その中国の人と心底から喜び合うためには中国語が必要だと思うんです。

心の底から喜ぶ瞬間があまりにも心地よいので、そのために仕事をしています!それには中国語が絶対に必要です!

インタビュアー 伊地知

ここまでお伺いすると、もう中国語のレベルも高いので、新たに勉強する必要が無いと感じる人もいるかと思うのですが、ここからは、なぜそんな中the courage(カレッジ)で中国語コーチングを受講されたかについて教えていただければと思います。

the courageでの中国語学習

the courageを受講しようと思ったきっかけ

コロナをきっかけに、それまでは毎月のように中国に行って、仕事をして、現地の方とも交流してきたのに、ポツリとなくなっちゃったんですよ。この状態が続いたら中国語を忘れちゃうなぁ、今度彼らと会ったときに全然話せなくなっていたら申し訳ないし、パートナーとして一生懸命やってきた人たちを失望させたくないと思ったんです。

次に会う時は「前より流暢になっているね」「中国人みたいになったね!」そんな状態でお会いしたいなって思い、そのためにはどうしたらいいんだろう?と考え始めました。

いろいろ調べる中でthe courageのことを知り、今までになかった視点だなぁと感じて、ホームページをのぞいたら、すごく実力がつきそうだと思い、無料相談を受けてみることにしました。

受講の決め手

無料相談のとき、コーチがとても生き生きしていて、パワフルさを感じたことです。

また、ご提案いただいた学習方法がアプリなども活用していて、テキストしか知らなかった私には新鮮で、これならどこでも学習できそうだと感じました。

目標設定が高めだったこともやる気をアップさせてくれました。

実際に受講してみての感想

1日2~3時間学習しなくてはいけなかったと思うのですが、仕事をしながら絶対に無理だと思いつつも、できたのでびっくりですよね。

カリキュラムには単語300個暗記とさらりと書いてありましたが、、、目標が高いと、やり方は後からついてくるんだなと思いました。そして、具体的な覚えるための手順も一つ一つ教えてもらって、その通りにやってみたら、意外とできました。

学習をしているときは、常に自分の目標が頭の中にあったので、単語を覚えることも目標への階段を一つずつ上っていると実感していたんでしょうね。

週1回のセッションでも、常にそれを感じることができていたので、いつの間にか楽しくなっていましたし、膨大な課題をこなせている自分が嬉しくなりました。受講中は良いサイクルができて、どんどん学習に夢中になっていきました。

仕事と学習を両立させる秘訣

コーチが「ちょっとした隙間時間でも学習はできますよ」と言っていたので、歩いている時間や隙間時間も必ず中国語を聞くようにしていました。

スマホとイヤホンがあればどこでも勉強できるので、筋トレのようにどんどん中国語が身に付いていくのが楽しかったです。

通勤時間でこれをやろう、ご飯食べてからこれをやろうというのが自然と生活の中に組み込まれて言った感じですね。

受講を通して印象に残っていること

他のスクールでは褒められることが多かったのですが、the courageではできていないことも徹底して伝えてくれて、練習を積み重ねていくことができました。

正直、つらい時もありましたが、コーチがこういう風に話すといいというような型を教えてくれて、徹底的にトレーニングをすることで、伸びを感じました。

がむしゃらにたくさん覚えて、練習するのではなく、こういう型を覚えてトレーニングをするという学習におけるコツを学びました。今までそういう学習方法や型を聞いたことがなかったので、勉強になりましたね。

コーチの印象

※今回渡辺さんはネイティブのコーチが担当しています。

コーチは最高でしたね!中国語のレベル的にも人間的にも素晴らしいコーチでした!論理的な文章の書き方、微妙なニュアンスの違い、細かな文法を中国語でも日本語でもわかりやすく教えていただきました。

また一つ一つの学習をする意味、方法、時間、得られる効果などが明確で、そのおかげで気合いを入れて取り組めたのだと思っています。毎回1時間では足りないくらいの充実度でした。

こういう人にはthe courageはおすすめ

中国語を心底習得したいって思ってる人におすすめしたいです。

例えばですけど、もし我が社に入社してきた社員が、もっと中国語を伸ばしたいんですと言ったら、「じゃあ、ちょっとthe courageに行ってきて」と言いますね。

the courageの受講を検討される方に向けてのメッセージ

人生の中で本気で勉強する時期っていうのが何度かあると思うんですけど、、、それは学生の時だけじゃなくて、大人になってからもそういう機会はいっぱいある。「中国語を本気でやろうと思ったら、もうthe courageしかないですよ。ここが一番ですよ」ってお伝えしたいです。

語学はいくら長期間であっても、だらだらと続けていては身に付きませんが、the courageでなら短期間に自分の弱点を徹底的に鍛え上げることで実力アップを実感することができるでしょう。私も学習して3か月後、中国のTV番組インタビューが日本語で聞いているかのように自然に頭に入ってきたときはとても驚きました。

the courageでの学習は短期集中ですが、終わった後もその間に身に着けた学習習慣、方法は一生の財産になると思います!

カンタン60秒

無理な勧誘など一切ございませんので、是非一度コーチとお話しください。

本気で中国語を学びたい方のみ募集中