【2020年版】おすすめの中国語辞書、アプリ・オンライン辞書・電子辞書・本、全て紹介

これから中国語を勉強しようという方、あるいはすでに勉強を開始している方の中には「辞書を買った方が良いかな?」と考えている方も多いかと思います。

オススメはアプリの辞書ですが、他にも紙の辞書、オンライン辞書、電子辞書などもありますので、これらについても全て紹介していきます。

伊地知

記事を読み終わった時には自分に合った辞書がどれかがわかっている状態になると思います。

中国語の辞書アプリの詳細比較と使い方

今は辞書もアプリ化されていて、内容も非常に充実しているので、1つは有料の辞書アプリを持っておきたいです。アプリが良い理由は以下の通りです。

  • スマホさえ持っていればいつでも使える利便性
  • 有料辞書アプリであればオフラインでも使用可能
  • 内容も紙辞書をそのまま収録
  • 電子辞書よりもずっと安い

ではどんな辞書アプリがあって、どれが良いのでしょうか?今回は有料の辞書アプリ3つと、無料の辞書アプリ1つを紹介します。

小学館 中日・日中辞典(ビッグローブ版)

ダウンロード:Android / iOS(4,000円)
URL:http://shikaku.biglobe.ne.jp/zhong_ri/

書籍の辞書や電子辞書でも実績のある小学館の日中・中日辞典のアプリ版です。価格は4,000円なので、無料のアプリに慣れている方からすると少し高く感じますが、電子辞書を購入すると30,000円を超えることもあるので、同じ辞書機能を使用できることを考えると非常に安いです。内容としても紙の辞書と比較して全く問題ありませんし、音声もついているので、発音で困った時などにも便利です。また、手書き機能での検索も可能なので、出会った漢字の読み方がわからないという場合にも、その漢字を書くことで検索が可能です。

伊地知

迷ったらこれが一番間違い無いです。

中日・日中辞典【第3版】

ダウンロード:iOS(4,000円)
URL:http://zhong.hmdt.jp/

上述の小学館の辞書について、iOSアプリではではビッグローブ版の他にこちらのHMDT版もあります。基本的な内容は同じです。ビッグローブ版の方が使い勝手などは良いという印象でしたが、今回改めてアプリとしての使いやすさを追求した最新版が出たことで、従来の不便さは解消され、iOSの方であればこちらを検討しても良いかもしれません。旧版はこちら

このアプリを出している物書堂は期間限定でセールを行ってるので、セール期間中であれば安く購入できます!要チェック!

春のセール」として 2020年4月2日から2020年5月21日までの期間限定で、「大辞林 第四版」や「NHK 日本語発音アクセント新辞典」「小学館 中日・日中辞典(第3版)」「英検でる順パス単 1級」など、各統合アプリ内の物書堂ストアから販売されているコンテンツのうち約45コンテンツのセール販売を実施します。

物書堂Webサイト(https://www.monokakido.jp/ja/news_release/2020/sale2020.html)より

三省堂 中日・日中辞典 〜 超級クラウン中日辞典・クラウン日中辞典 〜

ダウンロード:iOS
URL:https://www.monokakido.jp/foreign/crowncn/

クラウンの辞書は訳がシンプルすぎると感じることもあり、小学館の辞書の方がオススメなのですが、このアプリを出している物書堂はiOSで多くの辞書アプリを出していて、それらを一括管理する辞書 by 物書堂というアプリもあります。なので、もし英語と並行して勉強したいという場合には、英語と統一するためにこちらを選ぶという選択も良いです。
なお、今回の主テーマではありませんが、英語の辞書アプリでは物書堂ウィズダム英和・和英辞典 2が非常に使いやすくてオススメなので、もし物書堂で揃えたい場合にはこれら2つを購入すると良いです。(いずれも約4,000円です)

伊地知

無料のアプリと比較して悩む方も多いかと思います。最初に感じられるメリットはオフラインでも使えるという点です。

中日辞書 北辞郎 – 中国語のオンライン辞典【無料】

ダウンロード:Android / iOS (無料)

こちらは無料の辞書アプリです。ユーザーが単語を登録できるというユーザー参加型の辞書なので、中国語の流行語・ネット用語・スラングのような単語も収録されているというのが特徴です。オンラインでしか使えないという点がネックですが、無料のアプリなので、有料アプリと合わせて持っておくと良いです。

結局何が良いの?

AndroidなのかiOSなのか、そして、英語とまとめたいのかどうかで選択しましょう。「北辞郎」は新しい言葉を参考として検索できる無料のアプリなので、どのパターンでも持っておくと良いです。

  • Androidなら
    「小学館 中日・日中辞典(ビッグローブ版)」と「北辞郎」
  • iOSなら
    有料のどれか1つと「北辞郎」
  • iOSで英語と1つにまとめたいなら
    「中日・日中辞典【第3版】」と「北辞郎」と「ウィズダム英和・和英辞典 2」

無料のオンライン辞書

現在オンラインの中国語辞書でメインと言えるのはWeblioと北辞郎の2つで、いずれも無料で利用することが可能です。家でパソコンを使って中国語を見ている時などにはこうしたサイトの辞書は便利ですね。

Weblio日中・中日辞典

Weblio日中・中日辞典は無料で使えるサイトで、「白水社中国語辞典」など複数の日中・中日辞典が入っています。

「白水社中国語辞典」はもともと中国語辞書として定評があるので、無料ですが、内容としては全く問題ないと言えます。

また、例文が豊富で、多くが音声付きなので、学習にはとても便利です。

デメリットとしては、オンライン環境でないと使えないこと、また、広告がかなり多いので、操作する上で見にくいと感じることが多いです。

そうした意味ではやはり有料の辞書アプリを1つ持っておく方が便利です。

北辞郎

北辞郎はアプリでも紹介した通り、ユーザー参加型のオンライン中日、日中辞書なので、新しい言葉を調べる時には非常に便利です。一方で、辞書としての正確性に付いてはWeblioには劣る可能性が高いので、参考として使って見てください。

この2つの他、以前は「goo」が提供する辞書がありましたが、2018年9月27日をもって「デイリーコンサイス中日辞典」「デイリーコンサイス日中辞典」の提供を終了しています。

電子辞書

ここまでアプリやオンライン辞書について紹介して来ましたが、電子辞書についてもオススメを紹介します。アプリがあるのになぜ電子辞書を買う必要があるのか、そのメリット・デメリットについてもお伝えします。

電子辞書のメリット

これだけスマホアプリが充実している今でも、わざわざ電子辞書を購入するメリットがあります。大きくは以下の2点です。

  • スマホでは集中できない人に
    スマホは1台でなんでもできます。なんでもできるということは、その分誘惑も多いということです。具体的にはLINEの通知が来たり、SNSが気になったりと、勉強をしようと思ったのにスマホを手にした途端にニュースアプリを開いているなんてこともあります。こうした誘惑を遠ざけたい方には電子辞書がオススメです。
  • 中国語だけじゃない電子辞書
    英語・日本語の辞書や、中国語教材といった多彩なコンテンツが収録されているところもメリットです。アプリの紹介でも触れましたが、英語も勉強しているという方には英中両方が含まれている電子辞書がオススメです。

電子辞書のデメリット

とは言えやはりアプリと比べるとデメリットもあります。
大きく以下の2つのデメリットがあります。

  • 価格が高い
    最新機種だと5万円近くするものもあります。アプリであれば2つ購入しても1万円弱なのに、と思うとどうしても高額に感じます。
  • 使い勝手が悪い
    スマホはコンパクトであることもそうですが、いつも使っていることや、ディスプレイが見やすいということから、使い勝手が非常に良いです。普段スマホを触っていると電子辞書は反応が遅く感じたりと、ややストレスです。
伊地知

なんでもできるスマホだけど「つい遊んじゃう・・・」という方は時間を買うようなつもりで、電子辞書に投資をしても良いと思います。

オススメの電子辞書

CASIO XD-SX7300(中国語モデル)2020年2月14日発売
URL:https://casio.jp/exword/products/XD-SX7300/

中国語20コンテンツ収録。
20ということは、中日・日中辞典だけではないということですよね、どんなものがあるのかなと確認してみると、かなり豊富で、日本語の辞書だけでなく、现代汉语大词典という中中辞書が入っていたり、英中の辞書も収録されています。また、「辞書」といっているものの、初級レベルの中国語教材も含まれているので、実は辞書で勉強ができるようにもなっています。サイトの「初学者から実務者まで、多彩なニーズに対応します。」との記載に偽りなしですね。

カシオ計算機 XD-SX7300WE 電子辞書 EX-word XD-SX7300 (79コンテンツ/中国語モデル/ホワイト)

紙の辞書

紙の辞書には紙の辞書の良さがあります。それは、検索したいものにピンポイントで辿り着くのではなく、その前後の単語なども目に入ることで語彙を増やしたり、理解を深めたりすることができるということです。学び始めたばかりで効率を重視するならアプリなどが良いですが、少し落ち着いて勉強しようという時には1つ持っておくと良いです。

では、どんな辞書が良いのでしょうか?見ていきましょう。

まずは買いたい一般的な辞書

はじめての中国語学習辞典

はじめての中国語学習辞典

中国語教育で有名な相原茂氏が編集。「はじめての」とあるのは、この辞書が教材的な役割も果たしているからです。全ての中国語にピンインがついているだけでなく、文法・語法コラムが豊富なので、読み物としても楽しく読める辞書です。

中日辞典 第3版

中日辞典 第3版

収録語数約10万語。日常用語から科学技術・コンピュータ用語までを網羅しています。派生ツリーがあり、語源を意識した単語暗記などには有効です。語法や類義語などのコラムも充実していて、例文にはすべてピンインがついています。以前はキャノンの電子辞書でこの中日辞典を搭載していましたが、現在は無いので、紙で持っておきたい1冊です。(持ち運びには不便な大きさです。)

少し慣れたら欲しい1冊

中国語文法用例辞典

中国語文法用例辞典―『現代漢語八百詞増訂本』日本語版

「虚詞」を中心に約1000語の用法を解説した『現代漢語八百詞』(増訂本)の翻訳です。多くの学習者がぶつかる壁である「虚詞」つまり、副詞・介詞・接続詞・助詞などを中心に収録されていて、その意味・用法・他の語との組合せにより細かく分類されています。付録も充実していて、名詞・量詞組合せ一覧表、形容詞強調形一覧表などがついています。学習者だけでなく、中国語教育に携わる人にもおすすめの1冊です。

中国語学習シソーラス辞典

中国語学習シソーラス辞典

日本語常用語1400余をインデックスにして五十音順に配列、その意味に相当する、あるいは近い中国語を列挙した中国語の類義語辞典です。(中国語見出し語数は約11000語。)日本語では同じ言葉であっても、中国語では複数の言い回しがあることがあります。それぞれの使い分けができるとより語彙数が増えるので、表現力を上げたい方は持っておきたい1冊です。

伊地知

とてもわかりやすい類義語辞典なので、HSK5級合格したくらいのレベルで購入するとちょうど良いかと思います。

中中辞書

現代漢語詞典

现代汉语词典(第7版) 精装

中国の一般的な辞典です。見出し語はピンインの順に並べられています。ただ、単語をそのまま並べているのではなく、漢字をピンイン順に並べ、各漢字の下にその漢字ではじまる単語を並べるという形になっています。語彙は69,000余りを収録。中級以上になった時には中国語の意味を中国語で調べることでより表現の幅を広げていくのに活用ができます。

新華字典

新華字典

中国の漢字を分類した辞典なので、辞典ではなく「字典」です。この新華字典は中国で最も権威ある字典で、現代中国語で使用する漢字をピンインの順に並べて説明が加えられています。上級者になったら持っておきたい中中字典です。

その他の辞書

その他、上級になると気になる四字熟語(成語)の辞書や、小説などを読んでいると欲しくなってくるABB型形容詞に特化した用例辞典(現代中国語ABB型形容詞逆配列用例辞典)など、特定のシーンで活躍するものもあります。中国書の専門店に行った際、或いは中国の現地の本屋さんに行った時にはちょっと辞書のコーナーも覗いてみてください。

中国語翻訳アプリは使えるの?

辞書ではありませんが、Google翻訳アプリと百度翻訳アプリをスマホに入れておくといざという時に便利です。特に、ちょっとした旅行程度であれば百度翻訳の対話機能を使えば十分に乗り切れるのでここでも紹介いたします。

本当にかなり高い精度で翻訳をしてくれますが、やはり完全では無いので、できれば中国語の知識もつけておいて、見当はずれの訳になってしまった時には気づけるようにしておきたいですね。

伊地知

翻訳は基本的に1つの意味しか出てこないので、必ずしも自分の知りたい意味にたどり着けるわけではありません。実際に辞書を使わずに翻訳だけを使って混乱している学習者を多く見てきているので、これは辞書とは別の用途と考えてくださいね。

Google翻訳

ダウンロード:Android / iOS (無料)

百度翻訳

ダウンロード:iOS (無料)

まとめ

中国語学習という観点から言うと、まずは有料のアプリを1つ持っておけば十分です。その後必要に応じて揃えていきましょう。

また、語学力を伸ばす上で大切なのは「わからない」をそのままにしておかないということです。

一昔前には辞書を持ち歩くことが大変でしたが、今はスマホの中に辞書が入るという、語学学習者にとってはとても恵まれた環境です。

この環境を無駄にせず、使い倒していきましょう。

ABOUT US

伊地知太郎
中国語コーチングの第一人者
大学在学中、中国の北京師範大学に留学し、1年で中国語力をビジネスレベルにまで高める。帰国後、三菱重工業株式会社にて海外人事・資材調達業務を経験。その後、語学コーチングスクールPRESENCEにて700名以上の受講生の語学学習をサポート、コーチの育成や中国語コースの立ち上げを経て、語学コーチングスクールthe courage(カレッジ)を設立。

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