この記事では、中国での元旦(1月1日)の過ごし方や風習・食べ物について紹介したいと思います。地域によって異なる部分があるかと思うので、特に私のいる重慶を中心にご紹介します。
中国人にとっての“お正月”っていつ?
日本だと12月31日が大晦日で1月1日が元旦ですが、中国では旧暦に基づいて新年を祝います。2022年の日程は2月1日で、休み期間は1月30日〜2月6日の7連休となっております。
中国のお正月は「春节(chūnjié)チュンジエ」といい、大晦日を「除夕(chú xī)チューシー」または「大年三十(dà nián sān shí)ダーニエンサンシー」といいます。
新暦での1月1日はもともとあまり重要視されていないのですが、ここ最近では外国文化に触れる機会も増え、中国でも重視するようになってきました。
中国での1月1日(元旦)の過ごし方
1月1日の元旦の時、中国では日本ほど盛大にお祝いをしたり、特に何かをするということはないです。ですが、祝日となっているのでゆっくり休んだり、家族や友人と集まって食事をしたりします。
私は何度か日本の正月の時期を中国で過ごして、やはり春節の時の方がお祝いムードが強いなぁと感じます。
中国の1日1日(元旦)の風習・食べ物
中国では春節で盛大にお祝いをすることもあり、元旦だからこれを食べるといった決まりは特にありません。
地域によってもかなり異なりますが、私がいる重慶では、大人数で食事をする際は高確率で火鍋になるので、みんなで集まって火鍋を食べることが多いです。(重慶の人は特別な日でなくてもいつでも火鍋を食べますが 笑)
火鍋以外だと、重慶の冬は「烤全羊(kǎo quán yáng)カオチュエンヤン」という羊の丸焼きが美味しい季節でもあり、この料理は大人数でないと食べきれないので、元旦に食べたりもします。
日本ではこのような豪快な羊の丸焼きを食べれるお店を私は見たことないので、初めて見た時はとてもびっくりしました。
写真は去年食べた羊の丸焼きで、寒い中大人数で食べる羊の丸焼きはとても美味しかったです。1匹だいたい日本円で2万円程度で、大きさにもよりますが7〜9人くらいで食べるという感じです。
この料理はナイフや素手で直接お肉を切って食べるので、いつもの食事と違う感じで楽しいです♪
先に羊の丸焼きを食べて、その後はホルモンのスープを飲むのが定番の流れになっています。
こちらの大きな鍋が、羊のホルモンが入ったスープで、ホルモンと野菜がたくさん入っていて、冬の寒さを吹き飛ばしてくれるくらい体が温まります。ちなみに、中に入れる具材で人気なのは春雨で、食事の後半に鍋に入れるのが現地の食べ方みたいです。
中国は1月1日(元旦)は休み?
1月1日は中国ではお正月ではないので日本と同じようにお祝いの習慣はないのですが、公式なお休み(祝日)となっております。2022年の1月1日は土曜日なので月曜日が振替で3連休です。ただ、普通のお休みで、特別な行事やイベントは特にありません。
中国語で1月1日(元旦)にする挨拶
先ほど述べた通り、中国では元旦は盛大にお祝いしないので、日本の「明けましておめでとうございます」にあたる中国語「新年好 (xīnniánhǎo) シンニェンハオ」は言わないのが一般的です。
それでは何も言わないのか?というとそうではなく、「元旦快乐 (yuándàn kuàilè) ユェンダンクァイラ」を言います。なので、食事の乾杯の際はこの挨拶を使うことがほとんどだと感じます。
中国のお正月の挨拶については、こちらのブログにて詳しくまとめてありますので、よかったら見てみてください!
おわりに
今回ご紹介した羊の丸焼きを皆さんはどう思いましたか?現地の人はとても気に入ってる料理の1つで、また、冬に食べる料理なのもあり最近食べている人を見かけます。
今年も食べる予定なので今からワクワクしています。興味を持った方は、冬に中国にきた際は是非試してみてください〜♪
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皆さん、こんにちは。
私がいる重慶はとても寒くなってきて火鍋が美味しい季節になりました(笑)
そんな冬に突入し、もう年末。12月31日や1月1日について、中国では日本と過ごし方が違うのを皆さんはご存知ですか?