私は語学コーチングという仕事で、今まで800名以上の学習者のサポートをしてきていますが、中国語でも英語でもよく「文法用語って覚えた方が良いんでしょうか?」という質問・相談を受けます。そこで、今回はそんな質問・悩みにお答えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
もし動画の方がわかりやすという方はこちらの動画をご覧ください。
結論:文法用語は覚えよう
中国語の「結果補語」や「程度補語」、英語だったら「仮定法過去完了」、「to不定詞」などなど、色々な文法用語がでてきますが、こうした文法用語は難しくて嫌だなあと感じる方も多いかと思います。
それで、覚えなくても良いという答えを期待して、冒頭の「文法用語って覚えた方が良いんでしょうか?」という質問をしていると感じることもあります。
ただ、こうした文法用語は、もう腹をくくって覚える方が良いです。
文法用語を覚えることと語学力は関係ない
文法用語を覚えていることと、語学力があるということは直接は関係ありません。
ネイティブは文法用語なんて知らずにその言語を上手に使います。
逆に、文法用語をよく知っていたとしても、それを使って文を作ったり、会話をしたりできるかというと、またそういうことでもありません。
それでも、日本語環境で、大人になってから語学の勉強をするという場合には、絶対に文法用語を覚えた方が良いです。ここからその理由について説明します。
文法用語を覚えることのメリット
文法用語を覚えた方が良い理由は大きく2つのメリットがあるからです。
世の中の語学教材なんかが全て文法用語を使って教えてくるから
文法用語がわからないと、自分でどんどん勉強を進めていく中で、本屋さんで教科書・テキストを買っても、そのテキストは文法用語を使って教えてきます。
野球やろうとしてるのに「ボール」「キャッチャー」「ホームラン」などの野球用語を覚えないまま上手くなろうと思っても無理があるのと同じですね。
そんな根気よく用語を使わずに教え抜くなんて謎のチャレンジをしてくれる先生もいないし、いたら「え、文法用語覚えてもらった方が早くない?」と言いたくなります。
文法用語は語学教育界の共通のワードなんですね。
検索でも文法用語がわかると問題解決しやすい
また、わからないことをネットで検索しようと思っても、文法用語がわからないと検索にすごく時間がかかったり、最悪解決できないということもあり、本当に効率が悪いです。
なので、確かに文法用語を覚えることが直接語学力向上に繋がるわけではないですが、今後の独学がラクになるので、やはり、本気で頑張りたいという方は文法用語は覚えてしまった方が良いです。
迷わず、挫折せずに中国語を学びたいという方は、自分にあった学習方法をプロの中国語学習コーチに相談することがとても有効です。無料カウンセリングを実施していますので、ぜひ一度相談してみてください。
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無理な勧誘など一切ございませんので、是非一度コーチとお話しください。
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