中国語の検定試験としてよく知られているHSKには、話す力だけを測る「HSKK(HSK口試)」もあります。HSKの筆記試験とは別に申し込む試験です。
この記事では、HSK&HSKibtの認定校として、紙とネットのどちらの会場でも試験監督を担当してきた中国語コーチが、HSKKの3つの級のレベルと試験内容、HSKとの違い、公式過去問集の使い方、紙とネット試験の違いをまとめました。HSK3.0への切り替えで「話す」試験がどうなりそうかも、2026年10月の時点で確かめられたことを中心にまとめました。
- HSKKは、聞く・読む・書く力を測るHSKとは別に、話す力だけを測る試験です。級は初級・中級・高級の3つで、どれも100点満点中60点以上で合格です
- 会場に流れる音声を聞いて、自分の答えを録音する形式です。面接官と会話をする試験ではありません
- 日本で2026年内に行われるHSKKは、これまでと同じ形式です。HSK3.0に移ったあとの扱いについては、2026年10月の時点で公式の案内が出ていません
| 級 | 単語の目安 | 試験時間 | 問題数と内容 | 受験料(税込) |
|---|---|---|---|---|
| 初級 | 200語前後 | 約17分 | 27問(復唱・聞き取り・質問に答える) | 6,050円 |
| 中級 | 900語前後 | 約21分 | 14問(復唱・絵を見て話す・質問に答える) | 7,150円 |
| 高級 | 3,000語前後 | 約24分 | 6問(要約・朗読・質問に答える) | 8,250円 |
出典:HSK日本実施委員会「HSKK口試(初級・中級・高級)について」「受験料と時間」[1][2][3][4]。表の試験時間は放送が流れている時間です。受付や説明まで含めた紙の試験の所要時間は、高級で約44分、中級で約41分、初級で約37分ほどになります。
自分に合う級の選び方は、後半の「どの級を受けるか」で詳しく取り上げます。
HSKK(HSK口試)とは:HSKとの違い

HSKKは、中国語の「汉语水平口语考试(Hànyǔ Shuǐpíng Kǒuyǔ Kǎoshì)」の頭文字をとった名前で、日本では「HSK口試」とも呼ばれています。聞く・読む・書く力を測るHSK(筆記試験)とは別の、話す力に特化した試験です[5]。
| HSK(筆記) | HSKK(口試) | |
|---|---|---|
| 測る力 | 聞く・読む・書く | 話す(聞いて答える力も必要) |
| 級 | 1〜6級(今の形式の場合) | 初級・中級・高級 |
| 試験のしかた | マークシートと記述 | 流れる音声を聞き、答えを録音する |
| 試験時間 | 約50〜150分(級による) | 約17〜24分 |
| 合格の目安 | 満点の6割(5級なら300点中180点) | 100点満点中60点 |
出典:HSK日本実施委員会「受験料と時間」「筆記5級について」[4][15]
筆記と口試は別々に申し込める試験なので、片方だけの受験もできますし、級の順番にも決まりはありません[6]。ただ、HSKKには聞こえた文をそのまま声に出す問題や、聞いた話をまとめて伝える問題があり、聞き取れなければ答えられません。そのため、まずHSKで聞く力を固めてから、HSKKに進む方が効率はよいと思います。
大学や企業に出す資格として求められるのは、多くの場合HSKです。ただ、中国の大学や学校に入るときや、中国の会社で働くときなどに、HSKKの結果まで求められる場合もあります[5]。中国語コーチングの the courage が研修を担当してきた企業の中にも、HSKかHSKKのどちらかの基準を満たせばよい、というところがありました。提出先が何を求めているかを、早めに確かめておきましょう。
HSKの各級のレベルや試験の中身は、HSKの級ごとのレベルや試験内容をまとめた記事にまとめています。
級ごとのレベルと試験内容

HSKKは、初級・中級・高級の3つの級に分かれています。どの級も放送は1回だけで、試験中は問題用紙(ネット試験では画面)にメモを取れます[1][2][3]。表の中の「復唱(ふくしょう)」は、耳にした文を、そのとおりに声に出すことです。
HSKK初級:200語前後・約17分
日常の話題を聞き取り、それについて話すことで、基本的なやりとりができるかを測る級です。200語前後の単語を覚えていて、週2〜3回の授業で半年〜1年ほど学んできた人が目安とされています[1]。
| パート | 形式 | 内容 | 問題数 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 第1部分 | 復唱 | 放送を聞いて、その文を繰り返す(録音は各7秒) | 15題 | 4分 |
| 第2部分 | 聞き取り | 質問を聞いて、短く答える(録音は各10秒) | 10題 | 3分 |
| 準備時間 | ― | 第3部分の答えを考える | ― | 7分 |
| 第3部分 | 質問に答える | 問題用紙に書かれた質問2つ(ピンインあり)に、それぞれ5文以上で答える(録音は各1分30秒) | 2題 | 3分 |
出典:HSK日本実施委員会「HSKK口試(初級)について」[1]
つまずきやすい所
初級の文は短いぶん、声調や発音のずれがそのまま目立ちます。第1部分の復唱は録音が7秒しかなく、聞いた文を頭の中で組み立て直しているうちに、時間切れになる方もよくいます。はじめて受ける方の中には、どの合図で話し始めればよいか分からず、黙ったまま録音時間が過ぎてしまう人もいます。何も録音されていない答えには点数のつけようがないので、聞き取れたところだけでも声に出しましょう。復唱の練習には、1〜2文聞くごとに音声を止めて、文字を見ないで口に出してみる方法が向いています。
1文ごとに音声を止める操作が面倒なら、the courage が作ったアプリ「playner(プレイナー)」も使えます(iPhone・Android対応)。手持ちの教材の音声を取り込むと、文と文のあいだの無音で自動的に1文ずつ止まるので、止めることを気にせず、聞いて言うことだけに集中できます。自分の声を録っておき、あとで聴き返すこともできます。詳しくはplayner(プレイナー)の紹介ページをご覧ください。
答え方の型
第3部分は、1分30秒で5文以上話す問題です。次の順番で話すと、5文を組み立てやすくなります。
- 質問への答えを1文で言う
- 理由を1〜2文で言う
- 具体的な例や自分の経験を1〜2文で言う
- 最後にもう一度、答えを言う
たとえば「你星期天常常做什么?(日曜日はよく何をしますか)」と聞かれたら、次のように答えられます。
「我星期天常常去公园跑步。因为跑步对身体很好,而且我很喜欢运动。上个星期天,我和朋友一起跑了一个小时。跑步以后,我们去饭馆吃饭了。所以我很喜欢星期天去跑步。」
難しい単語は使わなくてかまいません。確実に言える単語でつなぐ方が、言葉に詰まりにくくなります。
準備期間の目安(筆者の見立て)
HSK2級に受かっている方なら、公式過去問集を使って1〜2か月ほど練習すると、形式に慣れた状態で本番を迎えられると思います。
HSKK中級:900語前後・約21分
中国語を母語とする人と、中国語で流暢にやりとりできるかを測る級です。900語前後の単語を覚えていて、週2〜3回の授業で1〜2年ほど学んできた人が目安とされています[2]。
| パート | 形式 | 内容 | 問題数 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 第1部分 | 復唱 | 放送を聞いて、その文を繰り返す(録音は各8秒) | 10題 | 3分 |
| 準備時間 | ― | 第2部分と第3部分の答えをまとめて考える | ― | 10分 |
| 第2部分 | 絵を見て話す | 問題用紙にある絵を見て、その内容を話す(録音は各2分) | 2題 | 4分 |
| 第3部分 | 質問に答える | 問題用紙に書かれた質問2つ(ピンインあり)に答える(録音は各2分) | 2題 | 4分 |
出典:HSK日本実施委員会「HSKK口試(中級)について」[2]
つまずきやすい所
中級でいちばん差がつきやすいのは、第2部分の「絵を見て話す」です。1題につき2分という時間は、日本語で話しても長く感じるものです。読み書きは得意でも、声に出して文を組み立てる練習をしてこなかった方は、ここで言葉が続かなくなりがちです。第1部分の復唱も、初級より文が長くなるため、文の終わりのほうを言い落としやすくなります。
答え方の型
10分の準備時間で、第2部分と第3部分の4題を考えるので、1題に使えるのは2分半ほどです。答えを文章で書き出す余裕はないので、話す順番を先に決めておくと、メモが短くすみます。絵を見て話す問題は、次の順番で組み立てると話しやすくなります。
- 絵の場面(いつ・どこで・誰が)を説明する
- 人物が何をしているかを話す
- その前後に何があったか、人物がどう感じているかを想像して話す
- 自分ならどうするか、似た経験はあるかを話す
第3部分の質問には、初級と同じ「答え→理由→例→答え」の順で話すと、2分の流れを作りやすくなります。一文は短くして、自信のある文法で言い切る方が、長く話し続けられます。
準備期間の目安(筆者の見立て)
HSK4級に受かっている方なら、2〜3か月ほどかけて、過去問を録音しながら練習するのがよいと思います。
HSKK高級:3,000語前後・約24分
中国語で自分の意見や考えを、流暢に話せるかを測る級です。3,000語前後の単語を覚えていて、週2〜3回の授業で2年以上学んできた人が目安とされています[3]。
| パート | 形式 | 内容 | 問題数 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 第1部分 | 要約 | 放送を聞いて、その内容をまとめて話す(放送と録音は各2分) | 3題 | 8分 |
| 準備時間 | ― | 第2部分と第3部分の答えをまとめて考える | ― | 10分 |
| 第2部分 | 朗読 | 問題用紙の文章を読み上げる(録音は2分) | 1題 | 2分 |
| 第3部分 | 質問に答える | 問題用紙の2つの質問に答える(録音は各2分30秒) | 2題 | 5分 |
出典:HSK日本実施委員会「HSKK口試(高級)について」[3]
つまずきやすい所
高級でいちばん難しいのは、第1部分の要約です。1回しか流れない話を聞いて、その内容を2分にまとめて話します。細かいところまで覚えようとすると、かえって話全体の筋を見失ってしまいます。第3部分は1題につき2分30秒話す必要があり、自分の意見がはっきりしていないと、途中で話すことがなくなってしまいます。
答え方の型
要約は、聞きながら「誰が・何をして・どうなったか・話の結論」だけをメモし、そのメモに沿って話の順番どおりに話します。漢字で書いていると間に合わないので、ピンインの頭文字や記号など、自分なりの書き方を決めておくと速くなります。
第2部分の朗読は、準備時間に一度目を通し、読み方があやふやな字を見直しておきましょう。第3部分は「自分の意見→理由を2つ→具体例→まとめ」の順にすると、2分30秒を使い切りやすくなります。
練習には、HSK5・6級のリスニングの長めの文章が使えます。1回聞いたら音声を止め、内容を自分の言葉で言い直してみましょう。
準備期間の目安(筆者の見立て)
HSK5級か6級に受かっている方でも、要約に慣れるまでには時間がかかります。2〜3か月ほど見ておくと安心です。
試験監督として見てきた注意点
試験の形式は公式サイトで分かりますが、会場の雰囲気は受けてみないと分かりません。ここでは、試験監督として会場で見てきたことから、事前に知っておくと慌てずにすむ点をまとめます。
周りの受験者の声がする中で答える
紙の試験では、同じ部屋の受験者が一斉に録音機に向かって話します。周りの声が聞こえる中で自分の答えを話すのは、思った以上に気が散るものです。英語のTOEFL iBTを受けたことがある方は、似た環境なので戸惑いが少ないかもしれません。ネット試験はヘッドホンをつけて受けるので、紙の試験よりは周りの声が気になりにくいと思います。
時間いっぱいまで話し続ける
HSKKでは、ある程度の長さを話せることも点数につながります。録音時間の終わりぎりぎりまで、言葉をつなぎ続けるのがコツです。周りの人が話し終えて部屋が静かになり、自分の声だけが響く時間が来ることもあります。そのときは「長く話せている」と前向きに受け止めて、最後まで話し切ってください。
準備時間にメモで答えの骨組みを作る
中級と高級では、第2部分と第3部分の準備時間が、まとめて10分与えられます[2][3]。この時間に、話す順番と使いたい単語をメモしておくと、本番で言葉に詰まりにくくなります。紙の試験では問題用紙に、ネット試験では画面上にメモを取ります。
最初の名前と受験番号の録音で慌てない
放送が始まると、まず名前・国籍・受験番号を答えて録音する時間があります[1]。ここで慌てると、その後の問題にも響きます。公式過去問集にはこのアナウンスも入っているので、事前に一度聞いておくと安心です。
どの級を受けるか
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受ける級は、今のHSKの力を手がかりにすると選びやすくなります。筆者の見立てでは、次のくらいが目安です。
| 今のHSKの力 | 受ける級の目安 |
|---|---|
| HSK1・2級くらい | HSKK初級 |
| HSK3・4級くらい | HSKK中級 |
| HSK5・6級くらい | HSKK高級 |
ただ、話す力は、聞く・読む力と比べて伸び方にずれが出やすいものです。はじめて受ける方は、公式過去問集で3つの級の問題を見比べたうえで選ぶと、失敗しにくいと思います。
自分のHSKの力がまだつかめていない方は、HSK3級・HSK4級・HSK5級のそれぞれの記事を手がかりにしてみてください。
HSKKを受けたほうがいい人
資格として提出する予定がなくても、HSKKを受ける意味はあります。特におすすめしたいのは、話す力を鍛えたい方で、なおかつ合格・不合格がはっきり出る目標を決めると、やる気が上がる方です。会話の力は伸びが見えにくいので、級という形の目標があると、毎日の練習の張り合いにもなります。
HSKKの対策

まずは公式過去問集で形式をつかむ
HSKKの過去問は、HSK日本実施委員会が公認する『中国語検定HSK公式過去問集 口試』で手に入ります。2021年度版には、3つの級の過去問が5回分ずつ、全部で15回分収められていて、参考解答例と音声もついています(3,630円・税込)[7]。HSKの過去問集は級ごとに分かれていますが、口試は1冊で3つの級がそろうので、受ける級を決める前に見比べるのにも便利です。
使い方としては、まず1回分を本番の制限時間どおりに答えて録音し、次に参考解答例と聞き比べます。自分では言えなかった表現を書き出して覚え、同じ回をもう一度録音すると、伸びが分かりやすくなります。
聞き取りの力を先に固める
HSKKは話す試験ですが、初級と中級の復唱、高級の要約は、聞き取れないと答えられません。the courage でも、まず聞き取りの力を固めることを大切にしていて、HSK4級を受けた受講生は、聞き取りの部分も全員が合格の基準を超えています。聞き取りの鍛え方は、中国語のリスニングの勉強法をまとめた記事をご覧ください。
話す練習は「正しく書ける文」を増やすことから
話す練習というと会話を思い浮かべますが、HSKKのような試験では、まず正しい文を作れることが大切です。正しく書けない文を、正しく話せることは基本的にありません。日常の会話なら、多少文が崩れていても、雰囲気や単語で意図は伝わります。ただ、試験で見られるのは「通じたかどうか」ではなく「正しく伝えられたかどうか」です。
そこでおすすめなのが、日本語を見て中国語の文を作る「作文」の練習です。『口を鍛える中国語作文』シリーズは、日本語とそれに対応する中国語の短文が文法ごとに並んでいて、どの文法が弱いかもつかみやすいテキストです。the courage でも、聞く・話す力を伸ばすために使っています。

- 改訂新版 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】[音声DL]
- 改訂新版 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【中級編】[音声DL]
- 改訂新版 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【上級編】(音声DL)
使い方は、まず日本語を見て中国語を言ってみます(書かなくてもかまいません)。次に答えを確かめ、間違えたときは、単語と文法のどちらでつまずいたかを確かめてから、もう一度言ってみましょう。文法に抜けがあると感じたら、体系的な文法書で、その部分だけでも見直しておきましょう。

録音して、自分の声を聞き直す
本番は録音されたものが採点されるので、練習でも必ず録音して聞き直しましょう。聞き直すときは、言葉に詰まって間が空いていないか、同じ単語ばかり使っていないか、声調(中国語の音の高低の変化)が崩れていないかを確かめます。時間を計って録音すると、制限時間の中でどれくらい話せるかの感覚もつかめます。
発音とリズムを整える
文を作れるようになったら、中国語らしい発音とリズムも整えていきます。発音の基礎は、中国語の発音の勉強法をまとめた記事が参考になります。リズムを身につけるには、お手本の音声をまねて読む音読から始め、慣れてきたらシャドーイング(音声のすぐ後を追いかけて読む練習)に進むのがおすすめです。

話す相手を見つける
日本にいると、中国語を話す機会はなかなかありません。語学交換アプリなら、書いた文や吹き込んだ声を、ネイティブの人に直してもらえる場合があります。使い方は語学交換アプリHelloTalkの紹介記事をご覧ください。
紙の試験とネット試験の違い

HSKKは、録音機に吹き込む紙の試験と、パソコンのマイクに向かって話すネット試験の、どちらでも受けられます。試験の内容は同じですが、受け方や日程に違いがあります。
| 紙の試験 | ネット試験 | |
|---|---|---|
| 録音のしかた | 配られた録音機に吹き込む | パソコンのマイクで録音する |
| メモ | 問題用紙に書く | 画面上に入力する |
| 周りの声 | 聞こえる | ヘッドホンをつけるので気になりにくい |
| 日程 | 口試がある日は年に数回で、会場によって違う | 2026年は毎月1回、17時開始 |
| 結果 | 試験から約1か月後にマイページで確認 | 試験から3〜4週間後 |
| 受験票 | マイページで確認できる | 自分で印刷して持っていく |
出典:HSK日本実施委員会「受験料と時間」「試験日程」、HSKネット試験「HSKK(会話試験)について」「年間スケジュール」[4][5][8][9]
ネット試験は毎月あるので、受ける時期を決めやすいのが利点です。ただ、HSKKのネット試験は3つの級とも開始が17時なので、1日に受けられるのは1つの級だけです[9]。ネット試験の申込みや当日の流れは、HSKネット試験の解説記事にまとめています。
受験料・日程・申込みの流れ
受験料
受験料は紙の試験とネット試験で同じで、初級が6,050円、中級が7,150円、高級が8,250円です(いずれも税込)[4][10]。
日程
紙の試験の日程はHSK日本実施委員会の試験日程で、ネット試験の日程はHSKネット試験の年間スケジュールで確認できます。紙の試験は、口試を行う日と会場が限られているので、早めに確かめておきましょう。
申込みから結果まで

紙の試験は、ネットか、書店で買える願書で申込みをして受験料を払います。受験票は試験のおよそ1週間前に、マイページへ表示されます[6]。結果は試験の約1か月後に、マイページで成績を照会できます[4]。
ネット試験は、ネットで申込みと支払いをしたあと、受験票を自分で印刷して会場に持っていきます。郵送はされず、会場で印刷してもらうこともできないので、持ち忘れに気をつけてください[11]。
HSK3.0でHSKKはどうなる?(2026年10月時点)
中国では2026年12月から、HSKを改訂した「HSK3.0」の試験が始まる予定です。日本での状況を、決まっていることとまだ分かっていないことに分けて整理します。
決まっているのは、日本で2026年内に行われるHSKの試験は、これまでどおりの形式(HSK2.0)で行われることです。試験の中身や時間、受験料にも変更はありません[12]。
HSK3.0では、3級以上に口語(話す)試験が加わります。世界各地のトライアル試験でも、3級から6級を受ける人は、口語もあわせて申し込む必要がありました[13]。なお、日本での受験においては、筆記試験と口語試験を分けて申込できるように調整中のようです。
一方で、日本で2027年以降にどのような形で試験を行うかは、2026年10月の時点では決まっていません。HSKKの今後についても、公式な案内はまだ出ていません[12]。
ただ、HSK3.0の口語試験は、聞いた文を繰り返す、絵や写真を見て話す、質問に答えるといった形で、HSKKとよく似ています[14]。今のうちにHSKKに向けて話す練習をしておけば、HSK3.0の口語試験の準備にもなります。HSK3.0の全体像はHSK3.0の概要をまとめた記事で、級ごとの口語試験は3級・4級・5級・6級の各記事で、試験の形とあわせて紹介しています。新しい発表があれば、この記事も更新します。
HSKKについてよくある質問
まとめ
HSKKは、話す力だけを測るHSKの別の試験で、初級・中級・高級の3つの級があります。どの級も、流れる音声を聞いて自分の答えを録音する形式なので、聞き取りの力と、正しい文を時間内に組み立てる力の両方が必要です。まずは公式過去問集で形式をつかみ、録音して聞き直す練習を重ねていきましょう。
HSK3.0への切り替えで、「話す」力はHSKの中でもより大切になっていきます。今のうちに声に出す練習を日課にしておけば、どちらの試験にも生きてくるはずです。
また、HSKK/HSKの受験や中国語会話のトレーニングを考えているけど、無駄なお金や時間は使いたくない、独学では不安という方はプロのコーチと一緒に確実に中国語力を身につけることをおすすめします。
ここでは私が運営している中国語のコーチングスクール「the courage」をご紹介させていただきます。
the courageとは?
the courage(カレッジ)は、いわゆる中国語教室ではありません。
本気で中国語力を伸ばしたい人のための中国語コーチングサービスです。
the courage は、HSK&HSKibtの認定校でもあります。
the courageは中国語を教えません。
受講生が目標に最短距離で到達するために「何を・どれくらい・どうやって」取り組めば良いかを全てお伝えし、自習で生じる悩み・挫折に対して、自ら苦労して中国語を学んだ経験のあるコーチが、適切なコーチングで徹底サポートすることで圧倒的な成果を出し続けています(HSK合格率100%)
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数回のセッションを買うのではなく、目標達成のために必要な数ヶ月を買うと考えるとコストパフォーマンスは非常に良いです。
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無理な勧誘など一切ございませんので、是非一度コーチとお話しください。
出典・参考
- HSK日本実施委員会「HSKK口試(初級)について」 https://www.hskj.jp/level/s_beginner/ ― 200語前後、学習の目安、100点満点・60点以上で合格、約17分・27問、各部分の形式・問題数・時間・録音時間
- HSK日本実施委員会「HSKK口試(中級)について」 https://www.hskj.jp/level/s_middle/ ― 900語前後、学習の目安、約21分・14問、各部分の形式・問題数・時間、準備時間10分、録音時間
- HSK日本実施委員会「HSKK口試(高級)について」 https://www.hskj.jp/level/s_high/ ― 3,000語前後、学習の目安、約24分・6問、各部分の形式・問題数・時間、準備時間10分、録音時間
- HSK日本実施委員会「受験料と時間」 https://www.hskj.jp/charge/ ― 口試の受験料(初級6,050円・中級7,150円・高級8,250円、税込)、口試は夕方の時間帯(受付16:40・開始17:00、初級約37分・中級約41分・高級約44分)、時間帯が違えば併願できる、2025年7月試験以降の成績照会
- HSKネット試験「HSKK(会話試験)について」 https://hskibt.jp/hskk_intro-htm/ ― HSKKの名前の由来、HSKとは別の試験、中国の学校への入学や中国企業への就職で必要になる場合がある、ネット試験はパソコンのマイクで録音・メモは画面上
- HSK日本実施委員会「Q&A」 https://www.hskj.jp/faq/ ― 何級からでも受験できる、筆記と口試は独立した試験、併願の時間帯、資格の有効期間、受験票の表示時期、願書は書店で購入できる
- 中国語検定HSK学習教材サイト「HSK公式過去問集シリーズ」 https://ch-edu.net/kakomon/ ― 公式過去問集 口試2021年度版:初級・中級・高級 各5回分(合計15回分)、参考解答例・音声付き、3,630円(税込)
- HSK日本実施委員会「試験日程」 https://mypage.hskj.jp/schedule ― 口試を行う試験日と会場
- HSKネット試験「年間スケジュール」 https://www.hskibt.jp/years_schedule/ ― 2026年のHSKK試験日(毎月1回)、成績発表日、全級17時開始のため併願不可
- HSKネット試験「受験料一覧」 https://hskibt.jp/price-list/ ― HSKK初級6,050円・中級7,150円・高級8,250円(税込)
- HSKネット試験「受験票の印刷」 https://www.hskibt.jp/ticket/ ― 受験票は自分で印刷する
- HSK日本実施委員会「2026年実施のHSK試験について」(2026年10月2日) https://www.hskj.jp/hsk3_info01/ ― 日本で2026年内はHSK2.0で実施し内容・時間・受験料も変更なし、2027年以降は中国試験本部と調整中
- 中文考试服务网・通知「HSK 3.0 第二轮考试全球试行启动」 https://www.chinesetest.cn/notice ― 2026年9月20日のトライアル試験、3〜6級は口語と同時申込
- 中外语言交流合作中心『HSK口语样卷』(3〜6級) ― HSK3.0の口語試験の形式(聞いた文を繰り返す・言い直す、絵や写真を見て話す、質問に答える)
- HSK日本実施委員会「筆記5級について」 https://www.hskj.jp/level/w_5/ ― 300点満点で、180点以上で5級の能力ありと判定











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