HSK3.0(3級)とは?試験内容・レベル・HSK2.0との違いと合格のための勉強法を中国語のプロコーチが解説

HSK3.0(3級)試験内容・レベル・HSK2.0との違い

中国語を勉強している方の多くが、HSKを目標のひとつにしているのではないでしょうか。

今回はHSK3.0(3級)について、今まで1,000名以上を指導しているプロの中国語コーチが、試験の内容やレベル、HSK2.0との違い、合格するために必要な勉強法をお伝えします。

HSK3.0は、いま世界で切り替えが進んでいる新しいHSKです。ただ、日本では2026年9月時点で、1〜6級はまだ現行のHSK(6級制。この記事では「HSK2.0」と呼びます)で実施されていて、HSK3.0の3級はまだ正式には受けられません。この記事は、これから3級を目指す方が「新しい3級はどんな試験になるのか」を前もって知っておけるように、公式のサンプル問題と試験大綱をもとにまとめています。

HSK2.0の3級(日本で今受けられる3級)について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

HSK3級合格に必要な勉強時間と最も効率的な勉強方法

まずは、HSK3.0の3級の要点を表にまとめました。

項目HSK3.0の3級
レベル生活・学習・仕事の場面で、中国語で目的を果たせるやり取りができる
単語数1,000語(1〜3級の累計)
筆記70題・約83分(聞き取り・読解・書写)
口語(話す試験)15題・約15分
合格点公式の発表なし
日本での実施正式な実施は未定(2026年9月20日のトライアル試験は日本国内でも実施)

※2026年9月25日時点の情報です。出典:[1][2][3][4][5][6]

HSK3.0(3級)の概要

HSK3.0とは

HSKは中国政府公認の中国語の試験で、名前は中国語の正式名称「汉语水平考试(Hànyǔ Shuǐpíng Kǎoshì)」のピンインの頭文字から来ています。なお、HSK3.0の公式資料では、中国語の名称が「中文水平考试」に変わっています[2][4]。

長らく1〜6級の6段階(通称「HSK2.0」)で実施されてきましたが、2021年に発布された『国际中文教育中文水平等级标准』で「三等九级」、つまり初級・中級・上級の3段階×9等級という新しい体系が示されました[7]。この体系に合わせて作り直されたのが、HSK3.0です。3級は、初級のいちばん上の級にあたります。

HSK3.0の9つの級の位置図。初級1〜3級、中級4〜6級、上級7〜9級のうち、3級は初級のいちばん上
段階級どんなレベルか
初級1・2・3級日常のやり取りができる
中級4・5・6級学業や仕事で使える
上級7〜9級専門的な仕事や研究の場面で使える

1〜9級の全体の流れは、こちらの記事で紹介しています。

HSK3.0 どんな試験?何級まで・いつから・旧HSKとの違い

1級から7-9級まで、級ごとの記事は次のとおりです。

HSK3.0の3級のレベル

公式の能力記述では、3級は「能用中文就生活、学习、工作场景进行有效交流」、つまり「生活・学習・仕事の場面で、中国語で目的を果たせるやり取りができる」レベルとされています[3]。2級の「基本的なやり取り」から一段上がり、次の4級では「筋道の通ったやり取り」が求められます。

2025年に発表された試験大綱では、3級でできるようになることが22の「タスク」として示されています[2]。たとえば、次のような場面です。

  • 人の外見や性格、連絡先などを尋ねたり、簡単に紹介したりする
  • 物をなくしたときや休みを取りたいときに、事情を説明してお願いする
  • 料理の注文や出前、交通手段や外出の予定について話す
  • 買い物で商品について質問したり、値段の交渉をしたりする
  • 学校生活や仕事、健康、趣味、中国の食文化や伝統行事について話す

それぞれのタスクで、「聞いてわかる」「質問して答える」「簡単に説明する」「短い文章を読んでわかる」、そして22のタスクのうち20のタスクで「一、二文で書く」ことが求められています[2]。聞く・読むだけでなく、話す・書くまで含めて「使える」ことが3級の目標になっているのが、HSK3.0の大きな特徴です。

単語・漢字・文法の範囲

HSK3.0(3級)の単語・漢字の範囲図。単語は累計1,000語(3級で500語)、読める漢字(認読字)は累計655字(3級で284字)、書ける漢字(書写字)は累計250字(3級で150字)

2025年の試験大綱では、3級までに学ぶ範囲が次のように示されています[2]。

項目3級で新しく学ぶ数1〜3級の累計
単語500語1,000語
読めればよい漢字(認読字)284字655字
書けるようにする漢字(書写字)150字250字

※試験大綱のリストの番号から数えたものです。

文法も級ごとに示されていて、3級では次のような文法が加わります[2]。

  • 「把」を使った文(目的語を前に出して「〜を…する」と言う形)
  • 「被」を使った受け身の文
  • 比較の表現(「A比B更〜」「A跟B一样〜」など)
  • 結果補語・方向補語の発展した使い方、可能補語(「動詞+得/不+〜」)
  • 「只要〜就…」「只有〜才…」「虽然〜可是…」「不但〜而且…」などの複文
  • 「越来越〜」「除了〜以外」などの決まった言い方

HSK2.0の3級を勉強している方にはおなじみの文法が多いですが、HSK3.0ではこれらを使って自分で文を作ったり、口に出したりできるかが問われます。

HSK2.0の3級との違い

HSK2.0の3級とHSK3.0の3級の比較表。単語数600語→1,000語、筆記80題約90分→70題約83分、作文は語句の並べ替えから語で文を作る問題へ、口語試験15題約15分がセットに、合格点は公式の発表なし、日本では未実施
項目HSK2.0の3級HSK3.0の3級
単語数600語程度1,000語
聞き取り40題・約35分(放送2回)30題・約23分
読解30題・30分30題・30分
作文・書写10題・15分10題・20分
筆記の合計80題・約90分70題・約83分
話す試験なし(HSKKという別の試験)口語試験(15題・約15分)
合格点300点満点中180点以上公式の発表なし
日本での実施実施中正式には未実施(トライアル試験のみ)

※筆記の合計時間は、どちらも個人情報の記入5分を含みます。出典:HSK2.0の3級[8][9]、HSK3.0の3級[2][4][5]

大きな違いは次の3つです。

  1. 単語が600語から1,000語に増える(約1.7倍)
  2. 作文が「語句の並べ替え」から「与えられた語で文を作る」問題に変わる
  3. 話す試験(口語)がセットになる

学習者にとって一番大きい変化は、何と言っても「話す試験(口語)」が含まれるという点です。

いままでスピーキングについてはHSKKという別枠の試験があったので、HSKを受験する場合に「話す」力は必要ありませんでした。HSK3.0では3級以上はこの「話す」も必要になるので、そのためのトレーニングを必ず入れる必要があります。

そして、これは一朝一夕で身につくものではないので、初期の段階から少しずつアウトプットのトレーニングを意識しておく必要があります。

HSK3.0(3級)の試験内容

筆記は3つの科目で、全部で70題です[4]。

HSK3.0(3級)の試験の構成図。聞き取り30題約23分、読解30題30分、書写10題20分、合計70題約83分。これに口語15題約15分
科目題数時間内容
听力(聞き取り)30題約23分写真を選ぶ10題、会話を聞いて答える10題、短い話を聞いて答える10題
阅读(読解)30題30分合う文を選ぶ10題、空欄に語を入れる10題、短い文章を読んで答える10題
书写(書写)10題20分ピンインを見て漢字を書く5題、与えられた語で文を作る5題
合計70題約83分

※聞き取りのあとに、解答用紙に記入する時間が5分あります。合計の時間は、個人情報の記入5分を含みます[4]。

世界で行われているHSK3.0のトライアル試験では、紙の試験とパソコンの試験の2つの形式が案内されています[6][10]。

では、科目ごとに問題の形を確認していきましょう。

听力(聞き取り)

第一部分(第1〜10題)は、短い会話を聞いて、内容に合う写真を選ぶ問題です。第二部分(第11〜20題)は、2人の会話とその質問を聞いて、3つの選択肢から答えを選ぶ問題です。第三部分(第21〜30題)は、1人の短い話とその質問を聞いて、3つの選択肢から答えを選ぶ問題です[4]。

第二部分の例題は次のような形です。

女:我需要搬一些椅子到楼上办公室,你能来帮忙吗?
男:没问题,我再叫几个人来帮你。
问:他们要把椅子搬到哪儿?
A 教室 B 办公室 C 体育馆

(答え:B)

出典:中外语言交流合作中心『HSK(三级)样卷』[4]

HSK2.0の3級にある「正誤判断」(放送を聞いて、問題用紙の文と内容が合っているかを判断する問題)はなくなり、問題数も40題から30題に減っています[4][8]。

阅读(読解)

第一部分(第31〜40題)は、問題の文に対して、会話としてつながる文を選択肢から選ぶ問題です。第二部分(第41〜50題)は、文や短い会話の空欄に、選択肢から合う語を入れる問題です。第三部分(第51〜60題)は、短い文章を読んで質問に答える問題で、1つの文章に2問つくものもあります[4]。

問題の形式は、HSK2.0の3級の読解とほぼ同じです[8]。

书写(書写)

第一部分(第61〜65題)は、ピンインを見て、空欄に漢字を書く問題です。この形式はHSK2.0の3級にもあります。

例:咱们一会儿( 打 )车回家吧。(dǎ)
61.听说这些鸟是从北(  )飞过来的。(fāng)

第二部分(第66〜70題)は、与えられた語を使って、文を1つ作る問題です[4]。

例:开心 → 他开心得跳起来了。
66.羽毛球

出典:中外语言交流合作中心『HSK(三级)样卷』[4]

第66題の参考解答は「姐姐羽毛球打得很好。」となっています[4]。

HSK2.0の3級の作文は、並んでいる語句を正しい順に並べ替える問題でしたが、HSK3.0では語だけが与えられ、文は自分で組み立てる必要があります。語順を「知っている」だけでなく、「使える」ことが求められる形式です。

口语(スピーキング)

HSK3.0では、3級から口語試験がセットになります。世界で行われているトライアル試験(2026年1月・9月)では、3〜6級は筆記と口語を同時に申し込むこととされています[6][10]。

部分題数内容時間
第一部分8題聞いた文をそのまま繰り返す各10秒
第二部分5題絵を見て話す各15秒
第三部分2題質問に答える準備3分・回答1分30秒
合計15題約15分(準備時間6分を含む)

出典:中外语言交流合作中心『HSK(三级)口语样卷』[5]

第三部分の問題は、サンプルでは次の2つでした[5]。

14.请介绍一下你的一位家人。(あなたの家族を1人紹介してください)
15.你喜欢做什么样的工作?为什么?(どんな仕事をするのが好きですか?それはなぜですか?)

1分30秒話し続けるのは、3級のレベルでは簡単ではありません。普段から「話す」トレーニングをしていないと、ここで手が止まってしまいます。

口語は筆記のあとに行われます。日本国内の会場で9月のトライアル試験(4級)を受けた知人の話では、問題は会場全体に一斉に放送され、受験者はそれぞれ録音機に向かって答えを吹き込む形式でした。面接官と会話する試験ではないので、周りの受験者の声が聞こえても気にせず、自分のペースで話し切ることが大切です。

点数と合格ライン

2026年9月時点で、HSK3.0の3級の合格点について、確認できる公式の発表はありません。HSK2.0の3級は300点満点中180点以上で合格ですが[8]、HSK3.0で同じになるかはわかっていません。

なお、第2回のトライアル試験の案内では、成績はパソコンの試験が試験の15日後、紙の試験が30日後に発表され(祝日と重なる場合は1週間延びます)、成績報告の有効期間は2年とされています[6]。

日本で受けられる?いつから?

2026年9月25日時点の状況をお伝えします。

日本の1〜6級は、まだ現行のHSK

日本では、1〜6級は現行のHSK(6級制)で実施されています。HSK日本実施委員会が発表している2026年の試験日程(12月13日まで)にも、HSK3.0への言及はありません[1]。切り替えの時期も発表されていません。

なお、7-9級だけは、日本でもすでにHSK3.0の形式で実施されています[1][7]。

HSK3.0 7-9級 試験内容・レベル・合格のための勉強法

世界の動き

HSK3.0の1〜6級は、2026年1月31日に世界の一部の会場で第1回のトライアル試験を行うと案内され[10]、9月20日には第2回のトライアル試験を行うと案内されました[6]。この第2回のトライアル試験は、日本国内の会場でも行われています。

2026年12月13日から世界でHSK3.0が正式に実施され、HSK2.0は終了すると報じられていますが、2026年9月25日時点で、公式サイトでの発表は確認できていません[11]。なお、試験大綱の表紙には「2025年11月発布・2026年7月実施」と記載されています[2]。日本での実施が決まり次第、この記事を更新します。

今から3級を目指すなら、どちらに合わせて勉強する?

3級の範囲で言えば、HSK2.0向けの教材で力をつけても、HSK3.0向けに切り替えても、身につく中国語の実力に大きな差はありません。単語の97%は共通で、文法の範囲も重なっているからです。トライアル試験を受けた知人も、1〜3級は単語が増える点に注意が必要だと話していました。

違いが出るのは「話す」の部分です。HSK3.0の3級には口語試験があるので、2027年以降にHSK3.0で3級を受ける可能性がある方は、試験の形式を早めに知っておき、単語の入れ替え練習(パターンプラクティス)や、日本語を見てすぐ中国語にする瞬間作文を、早い段階から学習に組み込んでおいてください。

日本で今すぐ3級を取りたい方は、HSK2.0の3級を受けて問題ありません。

HSK3.0(3級)合格までに必要な勉強時間

HSK2.0の3級は、正しい勉強法で毎日2〜3時間の勉強時間を確保すれば、本当に初心者の方でも2〜3ヶ月で合格が可能です。

HSK3.0の3級は、単語が1,000語とHSK2.0の3級の約1.7倍になり、さらに話す試験も加わります。そのため、HSK2.0の3級の目安に、単語と「話す」トレーニングの時間を上乗せして考えておくと良いです。

HSK2.0では3ヶ月もあれば3級に合格できましたが、HSK3.0ではスピーキング試験もあるので、少なくとも4ヶ月以上と考えると良いかと思います。

もしすでにHSK2.0の2級に合格している方であれば、3ヶ月ほど準備してから臨むと良いです。

HSK3.0(3級)合格のための勉強法

ここからは、受講生を指導してきたコーチとして、3級の対策をお伝えします。

単語

2025年の試験大綱には、級ごとの単語のリストが公開されています[2]。3級までの1,000語が範囲なので、このリストを基準にして覚えていきましょう。

覚え方の基本はHSK2.0の3級と同じで、まとまった量を単語帳などで一気に覚え、「見てわかる」だけでなく「聞いてわかる」ところまで仕上げます。そのうえでHSK3.0では、書写や口語で使うために、「言える」「書ける」ところまで持っていくことが大切です。

単語の覚え方は、こちらの記事で手順を追って説明しています。

文法

3級の文法には、「把」を使った文や受け身、比較、補語、複文など、中国語の基本的な文法がひと通りそろっています[2]。まずは初級向けの文法書を1冊読み込み、例文の中国語を正確に日本語訳できるか、逆に日本語を見て正確に中国語訳できるかをテストしながら進めましょう。

HSK3.0では、この文法を使って自分で文を作り、口に出す力まで問われます。話すための文法を身につけたい方は、こちらの1冊から始めてみてください。

中国語をはじめるなら最初に手にしたい1冊【PR】

話すための中国語文法体得ドリル【初級編】

使える中国語を身につけたい人はぜひ『話すための中国語文法体得ドリル【初級編】』を手にとってみてください。これから中国語を学ぶ方はもちろん、基礎を整理して学び直したい方にも最適な教材です。日本語を介さず「音のみ」にこだわったトレーニングを収録しており、初級段階で不足しがちなトレーニング量を補うことで、実際に「言える・使える」中国語を身につけられる構成となっています。試し読みはこちら。

聞き取り・読解

聞き取りは、HSK2.0の3級と同じく、丁寧に「精読→音読→セリフ音読」を行いましょう。見て(読んで)もわからない文章を聞いてもわかるようにはならないので、まずは教材の中国語文を読んでわかるようにしてから、聞き取りのトレーニングに移ります。

HSK3.0の聞き取りは、第三部分が1人の話を聞いて答える形式です。会話だけでなく、ひとまとまりの話を聞き取る練習もしておきましょう。

リスニングトレーニングの詳細はこちらの記事をご覧ください。

書写(文を作る問題)

与えられた語で文を作る問題は、瞬間作文のトレーニングがそのまま対策になります。『口を鍛える中国語作文』のように文法項目ごとに作文する教材を使い、日本語を見てすぐに中国語の文を作る練習をしましょう。初級の文法に不安がある方は、【入門編】から始めると取り組みやすいです。

ピンインを見て漢字を書く問題は、書写字(3級までで250字)を中心に、単語を覚えるときに漢字を書く練習もしておくと安心です。

最初は落ち着いて主語・述語を抜かさないこと、そして、基本の「主語・述語・目的語」という語順も意識しましょう。このように書くと「そんなのは当たり前」と思うかもしれませんが、試験になると焦ってしまい、こうした基本がかなり崩れてしまう人が多いです。3級の段階であれば、まずはこれをしっかりおさえるというのが重要です。

口語(話す)

3級の口語は、「聞いた文を繰り返す」「絵を見て話す」「質問に答える」の3つです[5]。

  • 聞いた文を繰り返す問題:短い文を聞いて、すぐに正確に言えるように、音読やリピーティング(音声を聞いたあとに同じように言う練習)をしておきましょう。4級のトライアル試験では音声が1回しか流れず、メモも取れなかったそうなので、3級でも頭の中だけで覚える前提で、「1回聞いたら音声を止めて、テキストを見ずに言う」練習をしておきましょう。
  • 絵を見て話す問題:絵の中の人が何をしているかを、1文で言う練習をしましょう。よく使う文型に単語を入れ替えて言うパターンプラクティスが効果的です。
  • 質問に答える問題:自分や家族、仕事、趣味など、身近な話題について1分半話せるように準備しておきましょう。

1分半話す問題は、話す力のようでいて、じつは「聴く」ができている必要があります。普段のリスニングトレーニングのときから、「これを自分で言ってみるとしたらどうなるかな?」というところまで意識しておくと良いです。the courageのコーチングでも、「いまのリスニングの文を自分の言葉で言ってみてください」とお伝えすることがあります。

また、パターンプラクティスという単語の入れ替え練習も有効なので、基礎的な知識はあるけれど話せないという方は、ぜひ『話すための中国語文法体得ドリル【初級編】』を使ってトレーニングしてみてください。

HSK3.0(3級)のおすすめ教材

目的教材
単語試験大綱の単語リスト(1〜3級 1,000語)
文法『新ゼロからスタート中国語 文法編 改訂版』『新ゼロからスタート中国語 文法応用編』
話すための文法『話すための中国語文法体得ドリル【初級編】』
作文・瞬発力『口を鍛える中国語作文【入門編】』『改訂新版 口を鍛える中国語作文【初級編】』
過去問・サンプル公式サンプル問題(筆記・口語)

教材の詳しい紹介はこちらの記事をご覧ください。

よくある質問

HSK2.0の3級に合格していれば、HSK3.0でも3級になりますか?

HSK2.0の級とHSK3.0の級の対応について、公式の発表はありません。また、HSK3.0の3級は単語が1,000語に増え、話す試験も加わるので、HSK2.0の3級に合格している方でも、単語の追加と話すトレーニングが必要になります。

HSK3.0の3級は、筆記だけ受けられますか?

世界で行われているトライアル試験では、3〜6級は筆記と口語を同時に申し込むこととされています[6][10]。正式に実施されるときの扱いは、発表を待つ必要があります。

HSK3.0の3級は紙の試験?パソコンの試験?

トライアル試験では、紙の試験とパソコンの試験の2つの形式が案内されています[6][10]。日本で実施される場合の形式は、まだ発表されていません。

日本でHSK3.0の3級はいつから受けられますか?

9月20日のトライアル試験は日本国内でも行われましたが、正式な試験としての開始時期は、2026年9月時点で発表されていません[1]。新しい情報が出たら、この記事を更新します。

3級までの勉強を途中でやめないために

3級は、初心者からだと4ヶ月以上かかる級です。この期間を走り切るために、受講生に必ずお願いしているのは次の3つです。

  • 目標を「3級合格」の先に置く。「旅行で中国語だけで注文する」「中国人の同僚と雑談する」など、合格したらやりたいことを決めておくと、伸び悩む時期を越えやすくなります
  • 週に1回、その週に覚えた文型で30秒話してみる。口語試験の練習になると同時に、話せる量が増えていることを実感できます
  • 勉強した時間を記録する。積み上がった記録は、続けるいちばんの理由になります

中国語コーチングという選択肢

3級は独学でも十分に届く級ですが、HSK3.0では口語試験が加わるので、話す練習を一人で続けるのが難しいと感じる方も多いはずです。中国語コーチングスクール「the courage」では、1,000名以上を指導してきたコーチが、学習計画の設計と毎日の学習管理に加えて、発話のトレーニングまで行います。無料カウンセリングで、現在の実力と目標をお聞かせください。無理な勧誘はありません。

迷わず、挫折せずに中国語を学びたいという方は、自分にあった学習方法をプロの中国語学習コーチに相談することがとても有効です。無料カウンセリングを実施していますので、ぜひ一度相談してみてください。

無理な勧誘など一切ございませんので、是非一度コーチとお話しください。


出典・参考

  1. HSK日本実施委員会「試験日程」 https://www.hskj.jp/schedule/ /「HSK7-9級試験(2026年)」 https://www.hskj.jp/7_9/ ― 2026年の1〜6級は現行形式で実施、7-9級はHSK3.0の形式で実施
  2. 中外语言交流合作中心『新版HSK考试大纲』(2025年11月発布) https://hsk.cn-bj.ufileos.com/3.0/新版HSK考试大纲1219.pdf ― 3級のタスク22項目、単語(3級500語・累計1,000語)、認読字(3級284字・累計655字)、書写字(3級150字・累計250字)、文法
  3. 「HSK3.0 考试能力描述」 https://hsk.cn-bj.ufileos.com/3.0/HSK3.0考试能力描述.pdf ― 3級「能用中文就生活、学习、工作场景进行有效交流」
  4. 中外语言交流合作中心『HSK(三级)样卷』『HSK(三级)样卷答案』 ― 筆記70題・約83分、各部分の形式・問題例・参考解答
  5. 中外语言交流合作中心『HSK(三级)口语样卷』 ― 口語15題・約15分、各部分の形式・問題例
  6. 中文考试服务网・通知「HSK 3.0 第二轮考试全球试行启动」 https://www.chinesetest.cn/notice ― 2026年9月20日、1〜6級、紙とパソコンの2形式、3〜6級は口語と同時申込、成績の発表時期、成績報告の有効期間2年
  7. 中華人民共和国教育部『国际中文教育中文水平等级标准』(GF 0025-2021、2021年3月24日発布・7月1日施行) ― 三等九级の体系
  8. HSK日本実施委員会「HSK筆記3級」 https://www.hskj.jp/level/w_3/ ― HSK2.0の3級:600語程度、問題構成と時間、放送回数2回、配点・合格基準
  9. 国家汉办/孔子学院总部『新汉语水平考试 HSK(三级)』サンプル問題 https://www.chinesetest.cn/userfiles/file/HSK/level3/H31001.pdf ― HSK2.0の3級:全体約90分(個人情報の記入5分を含む)
  10. 中国新聞網「中文水平考试HSK3.0来了!全球试行启动 19日起报名」(2025年12月19日) https://www.chinanews.com.cn/edu/2025/12-19/10536380.shtml ― 第1回のトライアル試験:2026年1月31日に世界の一部の会場で実施、1〜6級、紙とパソコンの2形式、3〜6級は口語と同時申込
  11. Hilingo中文网校「HSK 3.0 将于2026年12月正式实施」(2026年7月28日) https://www.hilingo.cn/news/95.html